エアリアルやビッグウェイブチャージといった一つの分野で突出した存在となり、スポンサー契約を結ぶことが多いプロのフリーサーファー。しかし、中には、自身のライフスタイルを武器に、フリーサーファーとして生きるプロも少数ながらいます。
今回の動画は、まるでヒッピーのよう、ボヘミアンな生き様を貫くオーストラリア出身フリーサーファーのアッシャー・ペイシー「Asher Pacey」(35歳)の最新映像をお届けします。
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一昔前であれば、アッシャーのようなサーファーはメインストリームとは対極の世界にいることが多く、なかなか映像で見ることはなかったと思います。
その理由としては、自由奔放なライフスタイルを望みタイプが多く、撮影などといった縛られたスタイルを好まなかったのかもしれません。しかし、少し毛色が異なるのがアッシャー。
最先端マニューバを可能にするスラスターやクアッドではなく、ツインフィンに傾倒する時点で独自の世界観を持っていることは分かりますが、モダンワールドとも上手く付き合い、自身のライフスタイルを見せてくれるのです。
動画の撮影地はベールに包まれていますが、ラインナップがほぼ貸切の様子を見ると、相当に辺鄙な地ではないでしょうか。そんな場所において、ビーチの洞窟で寝泊まりしながら、サーフィンに没頭したとのことで、まるで禅を追求するかのようなトリップ。
一般サーファーからしてみれば、過酷なトリップのように感じるかもしれません。ただ、現在はゴールドコースト在住ながら、電気さえ通っていないようなエリアで育ったアッシャー。本人にとっては、それほど不便という感覚もないのかもしれませんね。