2016年3月10日からスタートするWCT(ワールド・チャンピオンシップ・ツアー)初戦を前に、2015年WCTを振り返ろうという企画の第二弾。第一弾を見ていない方は、下記リンク先からチェックして下さい。
2015年WCTの名シーン1:エアリバースをメイクしたシルヴァナ・リマ
第二弾となる今回は、南太平洋フィジーのパーフェクトレフトハンダー「クラウドブレイク」を舞台にしたメンズWCT第五戦「フィジー・プロ」のファイナルで、オーウェン・ライトがサーフィン史に名前を刻んたパーフェクトスコアが名シーンとして選ばれました。
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非常に波に恵まれた2015年シーズンのクラウドブレイク。トッププロだからこそ可能となる迫力あるバレルライドは、サーフファンを熱狂させるには十分過ぎました。
そんな炸裂したクラウドブレイクで、驚異のパフォーマンスを見せてくれたのは、クラウドブレイクがフロントサイドとなるグーフィーフッターのオーウェン・ライト。
オーウェンが最初にファンを魅了したのは、ラウンド5でのアダム・メリングとのヒート。アダムは9.70ポイントと8.00ポイントというハイスコアを出したにも関わらず、オーウェンがパーフェクト10を二本揃えるパーフェクトヒートを演じた事で敗退を喫しました。
この時点でパーフェクトスコアを出した数少ないサーファーとして歴史に名を刻みましたが、オーウェンの勢いは留まることを知りません。ファイナルでも再びパーフェクトスコアを記録することに。
一つのイベントで2回もパーフェクトスコアを出したのはオーウェンが初のサーファーであり、新たな金字塔を打ち立てることになりました。まさに名シーンに相応しいですね。
パーフェクトスコアに関する過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。