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Photo: WSL

現地時間2019年4月22日(オーストラリア)、ベルズビーチをメイン会場とするCT(チャンピオンシップツアー)第2戦「Rip Curl Pro Bells Beach(リップカール・プロ・ベルズビーチ)」が開催。

イベント二日目となった本日もウィンキポップ開催となり、メンズはラウンド1ヒート10~ラウンド2、ウイメンズはラウンド1~2が終了しました。

今回の記事は、リップカールプロ@ベルズビーチのイベントレポート、動画、今後の波予報などといったニュースをお届けします。


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3日間のレイデイ(Layday:イベントのオフ日)を経て再開となったリップカールプロ@ベルズビーチ。

初日と同じくウィンキポップ開催となったものの、初日は潮回りを考慮してすでにオンショアが吹く午後開催となったものの、本日は午前からスタートしたのでコンディションは初日よりも良かったです。

本日の流れは、まずはメンズのラウンド1残りヒート、ウイメンズのラウンド1、メンズのラウンド2、ウイメンズのラウンド2となりました。

メンズ:Rip Curl Pro Bells Beach(リップカール・プロ・ベルズビーチ)

本日のオープニングヒートとなったメンズのラウンド1ヒート10では、大注目ワイルドカードのリーフ・ヒーズルウッドが出場したものの、リーフはヒートのシングルハイエストスコアをマークしながらもバックアップスコアを揃えられず3位敗退でラウンド2送りとなることに。

続くヒート11では2×ワールドチャンピオンのジョンジョン・フローレンスが出場し、ウィリアン・カルドソとジェシー・メンデスを相手に、大幅なスコア差を付けて1位通過を決めました。

ラウンド1のラストヒートとなったヒート12は、誰が勝ってもおかしくない僅差の勝負となり、苦汁を飲むこととなったのはマイキー・ライト。

同ヒートには五十嵐カノアも出場していて、カノアは2位通過によりラウンド3進出を決めています。

ウイメンズのラウンド1終了後、少し時間を置いてからスタートしたラウンド2。ちなみに、3人ヒートのラウンド2は3位となった時点でイベント敗退となることから「Elimination Round」と名称が変更しています。

ラウンド1が「Seeding Round」と変更になったもののラウンド1と表記するのと同様、当サイトでは名称が浸透するまでラウンド2と表記しますが…。

ラウンド2のヒート1とヒート2はワイルドカードのハリソン・マンとゼヴィア・ハックスタブルが3位となってイベント敗退。

続くヒート3では、注目ワイルドカードのリーフがゴールドコーストに続いて再びの番狂わせを起こすことに。

マイキー・ライトとジェシー・メンデスを相手に、リーフがプログレッシブなターンで1位通過を決め、マイキーとジェシーはヒート終了間際まで僅差の攻防の末にマイキーが0.04ポイント差で逆転を決め、ジェシーがイベント敗退となりました。

ヒート4では、フランスのジョアン・ドゥルが2本しか波に乗れず、1コケの33位と言う結果となっています。

ヒート結果

今後のヒート表

ウイメンズ:Rip Curl Pro Bells Beach(リップカール・プロ・ベルズビーチ)

ついにスタートとなったウイメンズ。あまり番狂わせが発生しないウイメンズなので、本日のラウンド1ではコートニー・コンローグが3位となったくらいで、基本的にトップシードは順当にラウンド3進出を決めています。

そのラウンド1でハイエストヒートスコアとなる15.50ポイントをマークしたのは、7ポイント台後半を二本揃えた7×ワールドチャンピオンのステファニー・ギルモア。

シングルハイエストスコアとなる8.33をマークしたのは、コスタリカ初のCTサーファーとしてツアールーキーになったブリッサ・ヘネシー(もともとハワイでしたが、オリンピック関係で国籍表記変更)。

実はブリッサ、今年はマイクロこと、グレン・ホールによる指導のもとルーキーイヤーに参戦しているので、今後のヒートでビッグネームを破る活躍をみせるかもしれません。

ラウンド2に進むと、ラウンド2進出者の中で最もシード順位が低いキーリー・アンドリューとペイジ・ハレブの二人が3位という結果となり、二人は17位という結果でイベント敗退を喫しました。

ヒート結果

今後のヒート表

ハイライト動画

波予報

今後の波予報は、明日から再びのサイズダウンとなるものの、25日(木曜)から徐々にサイズアップ。

25日は最大でオーバーヘッドほど、スウェルがピークに達する26日は最大でトリプルオーバーヘッド、少しサイズダウンする27日はダブルオーバーヘッドほどをキープする見込み。

予報通りならば明日と明後日はレイデイとなり、25日からウェイティングピリオド最終日の27日まで3日連続で開催となるのではないでしょうか。

ただし波予報は変わる恐れがあるので、明日の午前が使えるコンディションであればウイメンズのラウンド3だけでも開催するかもしれません。

まとめ

日本とオーストラリアVIC(ビクトリア)州の時差は1時間で、日本の方が1時間遅いです。

イベント開催が午前7時の場合、日本時間は同日の午前6時となります。

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公式サイト(メンズ)「Rip Curl Pro Bells Beach

公式サイト(ウイメンズ)「Rip Curl Pro Bells Beach

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