サーフィンにおいて、普段以上のサイズの波にチャージする時に恐怖心の一つとなるのが波に巻かれること。サイズのある波に巻かれるということは、なかなか海面へと浮上できないので、呼吸が辛いですからね。
逆に言えば、長時間呼吸を止めることができるのならば、しばらく波に巻かれようとも恐怖心を覚えることもないので、リラックスしながらチャージ出来ることになります。
今回の動画は、現在ブラジルで開催されているWCTイベントを「個人的な理由」から欠場した11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーター「Kelly Slater」(44歳)が、呼吸訓練中に失神してしまった映像をお届けします。
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ケリーがガールフレンドのカラニ・ミラーと一緒に、マリブで呼吸訓練を受けたのは週末のこと。講師は、アイスマンことヴィム・ホフ。このアイスマンは、ちょっとぶっ飛び系です。
自分の体温を自由にコントロールできるということで、氷風呂に2時間近く入ったり、ショートパンツ一枚でエベレスト登頂にチャレンジした人物。そのアイスマンは、6分間呼吸を止めることができるほど呼吸法に精通しているそうです。
さて、ケリーはアイスマンの呼吸訓練に参加し、訓練中に失神したところを周りの人が撮影していたとの事で、その映像を自身のSNSで公開しました。ケリーのコメントは以下の通り。
「呼吸訓練中に意識を失って、顔から崩れ落ちたんだ。最初は夢見心地な感じだったけど、意識が戻ると、どこにいるのかも分からなかったし、顔面はフットボールのタックルを受けたような感覚だった」。
一体どのようなトレーニングを行っていたのか、全容が気になりますね。