コンテストであってもフリーサーフィンのような攻めるアプローチを見せるジョンジョン・フローレンス「John John Florence」(23歳)。
そんなジョンジョンなので、コンテストを楽しむものとして捉えていたのか、ワールドタイトルを狙うようなセリフを聞いたことがありませんでした。しかし、今季WCTシーズン前のエディで優勝すると、「今年はワールドタイトルを狙う」と宣言。
エディイベントのハイライト動画&優勝したジョンジョン・フローレンスの心境
今回の動画は、ジョンジョン・フローレンスがワールドタイトルを狙う今シーズンのWCTイベントを追ったシリーズ作品「Twelve」の第一弾映像をお届けします。タイトルの「12」は、ジョンジョンのコンテストジャージの背番号です。
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動画冒頭は、ジョンジョンが史上最年少優勝を果たしたエディイベントのシーン。鳥肌モノの映像の中でも面白いのが、海に入る直前のイーライとの会話。
ジョンジョン「今のタイミングでパドルアウトした方がいいのかな?」
イーライ「分からない。インサイドでクローズアウトセットを喰らって、これだけのギャラリーがいるビーチまで戻されたら・・・」
波のスケールが大きすぎるのでお化けセットを喰らったらどうしようもないのですが、ジョンジョンほどのレベルでも周りの目を気にするんですね。
エディシーンが終わると、舞台はWCT初戦となるゴールドコーストでのクイックシルバープロ。ワールドタイトルを狙うジョンジョンは、ビード・ダービッジのコーチングを受けてコンテストに臨みました。
コーチングの甲斐あってか、クオーターファイナル進出を果たしたジョンジョン。クオーターではプライオリティを持っていたのに波選びを誤り敗退。とは言うものの、クイックプロでは自身最高位となる5位となり、上々なスタートを切ることに。
ベルズビーチでの第二戦では、毎朝、波のコンディションを問わず、必ずサーフする日々を過ごして調整してきたジョンジョン。しかし、結果は振るわず、ラウンド3敗退の13位。
マーガレットリバーでの第三戦は、これまで以上に周りの意見に耳を傾け、予測不能な海でコンスタントにヒートを勝ち上がるコツを探ってきたジョンジョン。にも関わらず、再びのラウンド3敗退というストレスの溜まる結果に。
自分が敗退した原因も分かっているだけに悔しさが溢れるジョンジョンは、ホームに戻ってハードワークに取り組み、二度とラウンド3で敗退しないと心に誓うところで、今エピソード1は終了。
非常に見応えのある作りとなっていて、今後のエピソードが非常に楽しみなシリーズ作品です。果たして、ジョンジョンはワールドチャンピオンへの階段を登って行くのか必見です。
ジョンジョン・フローレンスの最近の過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。
オアフ島ノースショアで2016年撮影のジョンジョン・フローレンスのフリーサーフ