昨年2016年シーズンの途中、20年弱に及ぶワールドツアー生活にピリオドを打ったタジ・バロウ「Taj Burrow」(38歳)。
長期に及ぶツアー生活でワールドチャンピオンには手が届かなかったものの、ツアー入りした1998年にはルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得、1999年と2007年にはWCTランク2位をマーク。
ツアー引退の理由はあくまでもコンテストに対するモチベーション低下などといった理由からで、決してコンテストで勝てなくなったのではなく、今なお世界トップレベルのサーファーです。
今回の動画は、タジ・バロウが豪サーフィンライフ誌の企画でサーフボードのテストライドを行う映像をお届けします。
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今回、タジがテストしたボード5本はすべてがEPS(Expanded Polystyrene)フォームとエポキシ樹脂で作られたもの。
従来のポリボードと比べ、EPSフォームはポリウレタンフォームよりも軽量かつ環境に優しく、エポキシ樹脂はポリエステル樹脂よりも強度とフレックス性能で勝ると言われています。
しかし、プロサーファーは乗り慣れてるという理由もあってか、ポリボードを選ぶイメージが強いです。
ここからは、今回の動画でタジが使用しているボードとモデル名を紹介します。
・0:25~
ボードブランド:JR
モデル名:The Zippo
・0:56~
ボードブランド:Slater Designs
モデル名:Sci-Fi
・1:19~
ボードブランド:Chilli
モデル名:Spawn
・1:35~
ボードブランド:DMS
モデル名:Supercell
・1:58~
ボードブランド:Haydenshapes
モデル名:Darkside
やはりと言うか、タジほどのレベルのサーファーになると、どんなボードでも乗りこなしてしまいます。なので、ボードチェックの動画というより、タジのサーフィンを見る動画といった感じです(笑)。
最後に参考までに、タジは身長175センチ体重72キロ。使用しているレギュラーボードのサイズは「5’9 1/2 x 18.32 x 2.25」で、ボリュームは25リッターだそうです。
https://vimeo.com/188758241
*タジ・バロウの最近の過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。
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