未知なるサーフスポットを求め、世界中を旅してまわるリップカールによるサーチトリップ。
そのサーチトリップが珍しく、すでにメジャーエリアとなったナミビアのスケルトンベイをターゲットにした動画を公開。
今回の動画は、6月にサーチトリップとしてスケルトンベイを訪れたリップカールの若手ライダーによるフリーサーフィン映像をお届けします。
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今回のトリップに参加したのは、ルーク・ハインド「Luke Hynd」(21歳)、ティム・ビッソ「Tim Bisso」(20歳)、ギアロイド・マクデイド「Gearoid McDaid」(23歳)の三名。
今回のトリップでスケルトンベイを経験したルークによると、スケルトンベイの波はパーフェクトウェイブに見えるものの、実際は相当なまでにハードとのこと。
まずはカレント。カレントが尋常ではなくキツイため、ルーク、ティム、ギアロイドの3名も、波に乗ることなく2キロほど流され、一旦海から上がり、ピークに戻ったこともあったそうです。
波自体は、完全にボトムの海水が隆起してスラブ(slab:底ボレするバレル)となるので、インパクトゾーンはほぼ水深ゼロというワイプアウト厳禁なコンディション。
それほどまでに波がホローということで、波のパワーも尋常ではなく、プロサーファーであっても簡単にメイクできる波ではないと言います。
ちなみに、以前にお届けしたスケルトンベイの過去記事で触れましたが、今回のトリップでティムは肩を脱臼しています。
その時の状況については、ティムは以下のようにコメント。
パドルアウトして最初に入った波に乗ろうとしたんだ。ちょうどフィルマーの正面にいたから、カレントに流される前に波に乗らなきゃって思ってね。
でも、あまりにレイトなポジションで、サンドボトムに叩き付けられて、右肩を脱臼しちゃった。
スケルトンベイにおけるスーパーロングバレルのGoPro映像を見る機会が現在は増えていますが、大抵は決まったサーファーによる動画。つまり、それだけ簡単ではない波と言うことですね。
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参照記事:「Freight Train」