優勝すれば10,000ポイント獲得となるQS(クオリファイングシリーズ)イベントとして最もグレードの高いQS10,000イベント。
今季5戦あるQS10,000イベントの中で第3戦となるビラボンプロ@エリセイラが現地時間2018年9月29日(ポルトガル)に終了しました。
今回の記事は、ビラボンプロ@エリセイラの結果や最新QSランキングなどのニュースをお届けします。
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ポルトガルのエリセイラを舞台に開催されていたQS10,000イベントのビラボンプロ。
フランスでのCT(チャンピオンシップツアー)イベント前というタイミングなので、多くのCTサーファーも出場しました。
そんなビラボンプロのセミファイナル以降の結果は以下の通り。
僅差のファイナルを制したのは元CTサーファーのライアン・カリナン、五十嵐カノアは準優勝という結果となりました。
ライアンのQSイベント優勝は今季2度目。前回の優勝は日本で開催された一宮オープンだったので覚えている方も多いでしょう。
フリーサーフィンでは圧倒的な存在であるライアンだけに、コンテストで勝ち癖が付いた今はCTに戻っても活躍できるのではないでしょうか。
優勝したライアンのコメントは以下の通り。
誰もが夢に描くような結果になったね。最後の波で逆転なんて、僕自身が信じられない気分だよ。ファイナルで調子がピークに達したり、すべてが思い通りに進んだって感じだね。
今年は目まぐるしくて、自分でも何が起きているのか良く分からないんだ。過去に優勝なんてなかったのに、今シーズンは2度目の優勝だし。
さて、今イベントの結果を受け、最新QSランキングのトップ20は以下の通り。
全ランキングはこちら
USオープン優勝、今イベント準優勝により、五十嵐カノアが圧倒的なポイント差でQSランクトップの座に立っています。QS10,000イベントは、ハワイでの2戦を残すのみ。
ハワイでも調子が良ければ、カノアが今年のQSチャンピオンとなる可能性が高いですね。
今イベントで優勝してQSランク2位となったライアンは、まず間違いなく来季CT復帰です。また、QSランク5位までのサーファーはポイントを見る限り、来季CTへのチケットを手に入れたと言えます。
残すはハワイでのトリプルクラウンでの2戦のみとなるQS10,000イベント。ハワイイベントのみでCT入りを決めてくるサーファーもいるので、どのようなドラマが繰り広げられるのか楽しみにしたいところです。
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公式サイト「EDP Billabong Pro Ericeira」