12月頭にビッグスウェルがヒットしたハワイ。
ビッグウェイブのハイパフォーマンスサーフィンにおいて、最高峰に君臨すると言っても過言ではないマウイ島ジョーズ(現地名:ピアヒ)にも同スウェルがヒットしました。
なのですが、ジョーズのラインナップは近年まれに見るほどガラガラだったとか。
今回の動画は、貸切サーフまで可能となったマウイ島ジョーズでのフリーサーフィンやジェットスキー転覆映像をお届けします。
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ジョーズが覚醒すれば、必ずと言っていいほどマウイボーイズが集結してスーパーセッションが繰り広げられます。
なのですが、普段と違ってマウイボーイズが姿を現さず、ガラガラのラインナップとなることに。
理由はスウェルの向きにあり、12月頭のビッグスウェルは北スウェルだったとのこと。
ジョーズが位置するのはノースショアで、日本語にすれば北部沿岸。
北部沿岸に北スウェルが入ると言うことは、スウェルの向きがストレートになるため、コンディションが良くならないと考えられたためです。
ジョーズでは「West Bowl(ウエストボウル)」という言葉が良く使われ、西寄りのスウェルが入ると波がボウル状(バレル)になるという意味です。
つまり、北向き沿岸に西から角度の付いたスウェルがヒットすることで、スウェルが回りこむ格好となりバレルを形成しやすいというわけです。
そのため、12月頭の北からのビッグスウェルが入った際は、マウイボーイズは他のブレイクに集結し、ビッグバレルを当てたことはネイザン・フローレンスのVlogで公開されていました。
一方のジョーズは、ジェットスキーがビッグセットに捕まって転覆したりする騒動が。
ラインナップがガラガラということで、ビッグウェイブサーファーのニック・ラムは思いがけない貸切セッションを楽しんだ様子も見られます。