ヨーロッパ出身ビッグウェイブサーファーとしてインターナショナルで成功している数少ないサーファーの一人に挙げられるスペイン出身のナチョ・ゴンザレス「Natxo Gonzalez」(28歳)。
そんなナチョが、フランスを代表するサーフ系の老舗ブランドであるオックスボウのチームライダーとなることに。
今回の動画は、オックスボウが公開したナチョ・ゴンザレスのウェルカム映像をお届けします。
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ヨーロピアンのフリーサーファーとしてはメディアでフィーチャーされる事が多いサーファーでしたが、実は近年はあまりナチョの動画を見る事がありませんでした。
そんな中、数か月前にサーファー誌でナチョをフィーチャーした記事が公開され、全く知る由もなかったストーリーが綴られていることに。
内容としてはビッグウェイブサーフィンによって脳損傷を負い、完全にサーフィンから離れていたとか。
ビッグウェイブサーフィンに限らず、ヘビーウォーターと呼ばれるようなサーフスポットでは脳損傷は珍しくなく、近年であれば元CTサーファーのオーウェン・ライトの件が有名です。
オーウェンはパイプラインでサーフィン中にワイプアウトして脳損傷を負い、フィジカルが回復した後でもメンタルは回復してなく、サーフ復帰しようと海に入り波をキャッチするものの、サーフボードの上に立ち上がる事ができなかったと語ってました。
ナチョの場合は、眩暈、吐き気、頭痛が数か月に渡って続いたりし、完全にサーフィンから離れていた時期は、人間として最低限の生活が送れるように戻りたいと願うほどどん底だったそうです。
そんなナチョが今ではサーフ復帰して、再びバレルをメイクできるほどに回復したという事で、苦難を乗り越えオックスボウというスポンサー獲得のニュースはインスパイアされます。