ロングライド可能なレフトポイントの宝庫として知られる南米ペルー。
チカマは世界最長レフトと呼ばれるほどの波がブレイクするサーフスポットで、全てのセクションが繋がると4キロオーバーのブレイクを見せるらしいですので。
そんなペルーは南半球のウインターシーズン(4~10月)がサーフシーズンなのですが、北半球のウインターシーズンに真価を発揮するエリアも。
今回の動画は、今年11月に撮影されたペルーのノースショアでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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動画を公開したのは、ペルー人オリンピアンで知られるルッカ・メシナス。
ルッカによると今シーズン初の北スウェルを狙い、カボ・ブランコまで北上して動画のレフトバレルをスコアしたとのこと。
ペルー北部の一部エリアが北スウェルに反応することは、私も現在ペルーに滞在していてサーフエリアを回っている時に知りました。
確かに地図を見ると北向きの沿岸がありますし、何よりペルーは海水温や気温が低めなので意外な感じがすると思いますが、緯度的に北部はインドネシアに近く赤道に極めて近いエリアです。
という事は、北半球で発生した北寄りのスウェルまでの距離がそこまで遠くない事が分かります。
ちなみに、11月に撮影という事で南半球のペルーは真夏目前のタイミングなのにウエットスーツを着ているのは、ペルー(フンボルト)海流の影響です。
ただし、ペルー北部のマンコラに行くと海流がそれるのか夏はボードショーツのみでサーフ可能になるらしく、動画後半はマンコラでの撮影だと思います。
とにもかくにも、私もペルーでいくつかのサーフスポットを巡ってきましたが、波に関してはめちゃくちゃ豊富な国です。