blank
via youtube

世界最恐レフトスラブのチョープーを舞台にした今年のタヒチプロにおいて、ローカルトライアルを勝ち上がってワイルドカードを獲得したカウリ・ヴァアスト「Kauli Vaast」(20歳)。

2019年に引き続き2年連続トライアル優勝であり、今年はチョープーのパーフェクションとは程遠いコンディションでトライアルが開催されたので、安定した強さが分かり、メインイベントの活躍が楽しみな存在です。

今回の動画は、カウリ・ヴァアストが自身のYoutubeチャンネルで公開した今年のチョープーでのビッグバレル映像をお届けします。


スポンサーリンク


トライアル優勝後の公開だったので、まさに優勝という注目を集めるタイミングを計っての事だったのが分かりますね。

今年のチョープーはと言うと、頻繁にビッグスウェルがヒットしているので、世界中のビッグウェイブサーファーによるストライクミッションが度々話題になっています。

ただ、世界屈指のレフトスラブ(slab:底ボレするバレル)として知られるチョープーではあるものの、CT(チャンピオンシップツアー)イベント会場と言うのが強烈な点。

ビッグウェイブツアーイベント会場ではないと言う事は、コンテストサーファーが頂点を目指すのなら、ビッグコンディションとなったチョープーでのサーフィンも避けては通れないのです。

さて、そんなチョープーでのローカルであるカウリのビッグバレルですが、個人的に最も印象的なのはほぼ垂直のエアドロップに見えるほどのテイクオフを難なくメイクする点。

波がサイズアップしたりバレルになるほどホレたりすると、難しくなるのが基礎と言えるテイクオフで、スウェルの移動スピードが上がるため。

波がサイズアップし過ぎて人間のパドルスピードで追いつかなくなるという理由で、ジェットスキーで牽引してもらって波に乗るトウインサーフが生まれたのですから。

細かな点を見れば見るほど、難易度の高い事を簡単そうにこなしている点が鮮烈な動画となっています。

カウリ・ヴァアストの過去記事