フランス出身で21歳のポーリン・アド。2011年にツアー入りを果たし、初年度に9位という記録を残して以来、2014年度シーズンを迎えると4年連続でワールドツアーの座をキープする事となります。
ポーリン以前のヨーロッパ出身ウイメンズサーファーは、ツアー入りを果たしても一年で姿を消していたので、この記録は、ウイメンズのヨーロピアンサーファーとしては快挙です。
一般的なツアーサーファーと異なり、ポーリンはサーフィン一家で育ったわけではなく、自発的にサーフィンがしたいと思い、8歳でサーフィンを始めました。10歳で初めてコンテストで優勝すると、その才能が公となってスポンサーが付くようになり、13歳になるとフランスのジュニアサーフチームに選出。
15歳の時には、ISAワールドゲームスで優勝し、初めてフランスがワールドタイトルを獲得する大きな要因となりました。そして、2008年にはASPワールドジュニアタイトルを獲得。ポーリン自身がサクセスストーリーを進むだけでなく、ヨーロピアンのパイオニアとして、世界にインパクトを与え続けてきました。
メンズのジェレミー・フローレスのような感じですね。自らが先駆者となって道を切り開いたので、ウイメンズもまた若い世代のヨーロピアンが続いてきてくるでしょう。今後、ヨーロッパからウイメンズサーファーが台頭してくるのが楽しみです。
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