アジア最大規模のプロサーフィンツアーを運営する組織「ASC(アジアン・サーフィン・チャンピオンシップ)」。そのASCが、2013年度の年間ランク上位のサーファーを無料招待し、バリ島の西に位置するジャワ島のGランドへのトリップを敢行しました。
その昔、Gランドに初めてできたサーフキャンプの最初のお客さんとしてジェリー・ロペスやテリー・フィッツジェラルドが訪れたことでも有名ですね。
トリップメンバーは、メンズ部門のトップ3、マスターズのチャンプ、ウイメンズのチャンプ、ジュニアの2位となっていて、ウイメンズのチャンプ以外はインドネシア人です。紅一点であるウイメンズのチャンプは、何と日本人の北沢麗奈プロ。
世界的に見てアジアのレベルはまだまだですが、異なる環境でチャレンジしている日本人が、チャンピオンに輝いているのは嬉しいニュースですね。ちなみに、ASCの2013年度メンズツアーイベント開催地は、ランス・ライト(メンタワイ諸島)、チマジャ(ジャワ島)、クラマス(バリ島)、クラウド9(フィリピン)などと、ワールドツアーに匹敵するほど贅沢な舞台が揃っていました。
トリップが行われたのは、2014年5月16~18日と最近の事で、波は6~8フィートと大当たり。Gランドらしい、高速バレルのレフトハンダーですね。バリ島からGランドまでのアクセスは、以前であれば、夜の10~11時くらいに出発し、バスやフェリーを乗り継ぐ7時間ほどの移動でしたが、今はクタリーフから早朝に高速ボートが出ていて、2時間ほどでアクセスできるそうです。
移動と宿を含むバリ発パッケージツアーを見ますと、バスとフェリーを乗り継ぐプランに150ドルほどプラスすれば、高速ボートでの移動にアップグレードできるそうなので、時間の節約を考えると比較的お得ではないでしょうか。
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