現地時間8月31日(オーストラリア)、初開催となったビッグウェイブイベント「レッドブル・ケープ・フィア」が終了しました。
波は予報ほどにはサイズアップしなかったものの、初年度ということで、このようなユニークなイベントを多くのサーファーに知ってもらう意味でも、開催に踏み切って良かったのではないでしょうか。
ただ、初年度という事で多少の変更点も。40分ヒートのうち、20分はパドルイン、20分はトウイン(ジェットスキーでの牽引スタイル)の予定でしたが、サイズが期待に沿わなかったため、すべてパドルインで開催されました。
また、出場サーファー確定リストには名前が上がっていなかったシェーン・ドリアンの登場。これは、嬉しいサプライズですね。
当初のフォーマットでは、14名出場のマンオンマンが7ヒートの予定でしたが、結局は16名出場の8ヒートになりました。そして、イベントはマンオンマンの40分ヒート一発勝負となり、勝ったサーファーはトロフィーと1万ドルを獲得。
トーナメント方式で順位付けをするのではなく、フリーサーファーならでのフォーマットといった感じで面白いですね。また、こういったイベントをできるほど、サーフィン業界が成熟してきたのだと感じました。レッドブルだから可能にしたとも言えますが。
イベントのハイライトは、誰よりもアワーズでの経験があるコビー・アバートンが、海へのエントリー時にタイミングを誤り、リーフに上陸した0:31~のシーンではないでしょうか。コビーは「今までこんなミスをした事がないんだ」と、口にしていました。ローカルであるがゆえ、相当に恥ずかしかったと思います。
ラストに、ジェイミー・オブライエンが「来年は10ftでやりたいな」と話していましたが、まさにサーフファンも期待するコンディションですね。来年の開催が早くも楽しみです。
コンテスト結果;
バトル1:○ライアン・ヒップウッドvsジェイミー・オブライエン×
バトル2:○マーク・マシューズvsシェーン・ドリアン×
バトル3:○ローリー・タウナーvsデイヴ・ラストヴィッチ×
バトル4:○コビー・アバートンvsブルース・アイアンズ×
バトル5:○ディーン・モリソンvsイアン・ウォルシュ×
バトル6:○リッチー・ヴァキュリクvsエヴァン・フォルクス×
バトル7:○カーク・フリントフvsジェイムス・アダムス×
バトル8:○ジェシー・ポロックvsサム・マッキントッシュ×
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