海の中で、ケンカを引き起こす大きな理由の一つとして挙げられるドロップイン(前乗り)。基本的にはルール違反なので当然なのですが、サーフィン動画などを見ているとプロサーファーによるドロップインはよく見かけます。ただ、映像だけでは読み取れない裏事情があることも。
今回の動画は、ネットで物議を醸す事となった現ランキングトップのガブリエル・メディナのドロップイン映像を二本お届けします。場所は、二本共にトレッスルズ(南カリフォルニア)のローワーズで、ハーレー・プロに向けて練習中の出来事。ドロップインしなければ波に乗れないほどの混雑だったと言います。
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一つ目の映像は、ドロップインしたガブリエルが、トップターンからリバースをメイクした後、ドロップインされたサーファーのリーシュコードに引っ掛かりワイプアウトします。
この映像がネットにアップされると、ガブリエルに対して数多くの批判コメントが寄せられました。しかし、事実は異なったようです。
ドロップインされたサーファーは、ブラジルのアマチュアシリーズにかつて参戦していた元コンテストサーファーのボニー・シルヴェイラ。
心優しいボニーは、コンテスト前のツアーサーファーの練習には協力的で、ライディング中にガブリエルが波のショルダーにいるのが見え、「Go!!」と叫んで波を譲ったいう裏事情があったとの事です。
http://vimeo.com/105834934
続いての映像は、ドロップインしたガブリエルが、女の子に押し倒されるレア?な映像。この女の子、実はヤンチャなイメージの強いハードコアサーファーであるクリス・ワードの娘とのこと。父親のDNAをしっかりと受け継いでますね。
ガブリエルが普段からドロップインしているのは間違いないと思います。他の動画でも、ドロップインしてる様子は目にしますので。ただ、調子に乗ってると予想外の天誅が下されるという事ですね。
基本的には、ドロップインはルール違反なので止めましょう。昔のバリでは「one drop-in, one punch」なんて看板もありましたし、下記リンク先のような制裁を受けることもあるので・・・。
http://vimeo.com/105606249
ドロップインに関連する記事は、下記リンク先からチェックして下さい。