オーストラリアNSW(ニューサウスウェールズ)州ポート・マッコリー出身のマット・バンティング(20歳)。今シーズンのWQSでは、6スターイベントで優勝2回、プライムイベントで5位といった成績を収め、現WQSランクトップを走り、来シーズンのワールドツアー入りはほぼ確定のサーファーです。

WQSランクについて、もう少し触れてみると、現在の段階でワールドツアー入りのボーダーラインとなるトップ10に入っているサーファーの国を見ると、6名がブラジリアンと圧倒的です。これまでは欧米が主体だったサーフィンの世界ですが、来シーズンのワールドツアーの国別サーファー数では、ブラジリアンがトップになりそうな勢いです。

ちなみに、WQSで最もグレードの高いプライムイベントは残り4戦。その内の半分にあたる2戦は、ハワイで開催されるトリプルクラウンのコンテストとなります。プライムイベントでの優勝はポイントが高いので、最後の最後で大幅な変動もありそうです。

話が大幅に脱線しましたが、今回の動画は、ワールドツアーイベント「クイックシルバー・プロ・フランス」にワイルドカード出場することになったマットの、ウォームアップセッションの映像となります。実力は十分にあるので、今回の出場は、来年からのワールドツアーイベントの雰囲気になれるための予行練習となりますね。


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