オーストラリア出身で現在はカリフォルニア在住のジョシュ・カー「Josh Kerr」(31歳)。二度のワールドツアー落ちという経験を持ちながら、三度目の正直として再びのツアー入りを果たした2011年からは、一桁台のツアーランクを残し、今では押しも押されるトップサーファーの一人ですね。
今年2015年は、ツアーイベント第四戦を終えた時点において、ツアーランク4位という成績。相変わらずの安定感を誇っています。また、今年はBWT(ビッグウェイブツアー)イベント初戦「クイックシルバー・セレモニアル」にも出場し、注目を集めていました。
今回の動画は、そんなジョシュがワールドツアーイベントにおいて、メインで使用しているサーフボードの映像となります。メーカーは、ジョシュのスポンサーであるラスティで、ボード名は「Yes Thanks」。オーダーから仕上がった同ボードを受け取ったサーファーが、思わず口にしてしまうセリフをボード名にしたのでしょうか(笑)。
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ワールドツアーで使用するということで、当然、同ボードはハイパフォーマンスモデル。対象となる波のサイズは、膝~オーバーヘッドと幅広く対応可能ということです。
アウトラインの特徴としては、幅が広めで、全体的にボリュームがあるそうです。一昔前であれば、プロが使用するハイパフォーマンスモデルは、ボリュームがないボードが多かったので、完全にトレンドが変わった感じがします。
ラスティの看板ライダーと言えば、コンテストサーファーのジョシュと、フリーサーファーのノア・ディーン。そんなノアのシグネチャーモデルも、以前に紹介しましたが、こちらもボリュームのあるタイプでしたね。
若手トップフリーサーファーの最新シグネチャーボード:ノア・ディーン
さて、ジョシュがメインボードにしているということで、カーヴィングに加え、エアリアルも考慮に入れたデザインのはずですね。となれば、エアーも好きなサーファーなどにとっては、チェックしておいた方が良い一本かと思います。
https://vimeo.com/128832261
ジョシュ・カーの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。