近年、他業種からも注目を集めるようになってきたサーフィン。一昔前であれば、基本的にはサーフィン関連のブランドや、アクションスポーツを対象にしたブランドがスポンサーに付くことが当たり前なマイナーなスポーツでした。
しかし、今ではWSL(World Surf League)の運営するワールドツアーでは、ショートボード部門のCT(Championship Tour)には韓国大手の電子メーカー「サムスン(Samsung)」の人気スマートフォン「ギャラクシー(Galaxy)」ブランドがスポンサーに付いています。
また、2015年5月には、自動車メーカーであるクライスラー(Chrysler)の手掛けるブランド「ジープ(Jeep)」が、WSLとパートナーシップを結んだとの発表がありました。
さらに言えば、ビッグウェイブ部門のワールドツアー「BWT(ビッグウェイブツアー)」には、時計メーカー「タグ・ホイヤー(Tag Heuer)」が公式タイムキーパーとしてスポンサーになったばかり。
このような動きは、サーファー個人に対しても同様です。今回の動画は、サリー・フィッツギボンズが自動車メーカー「ランドローバー(Land Rover)」の広告に出演している映像となります。
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ここ最近では、剃刀製品メーカー「ジレット(Gillette)」の広告に出演したガブリエル・メディナ、VISAカードの広告に出演したコロへ・アンディーノなど、他業種がサーファーを広告に起用する動きが目立つようになってきました。
他業種からのスポンサーシップで有名なのは、2009年にカリッサ・ムーア(当時16歳)、2010年にコロヘ・アンディーノ(当時15歳)が契約を結んだディスカウント百貨店チェーン「ターゲット(Target)」。
近い将来、ワールドツアーで活躍するであろう若手二人と、サーフブランド以外によるスポンサー契約となり、当時は大きな話題となりました。
最近では、東京オリンピックの種目にサーフィンを加えようといった動きもあり、注目度が増しているサーフィン。その一方、ワールドツアー入りしているサーファーであっても、メインスポンサーが付かないサーファーもいるのが現実です。
できるだけ、新たなスポンサーが参入し、プロサーファーがサーフィンに専念できる環境を作る意味でも、他業種参入という流れがさらに強まってくれば良いなと思います。
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