女性サーファーとして世界で最も人気が高いカウアイ島(ハワイ)出身のアラナ・ブランチャード「Alana Blanchard」(25歳)。その美貌からモデル業をこなす傍ら、昨シーズンまではコンテストサーフィンの最高峰であるWCTにも名を連ねたトップサーファーです。
今回の記事は、そんなアラナが、トップアスリートとして身体機能を向上させながら、女性として美しさを磨くため、サーフィン以外で取り組んでいるトレーニング方法をお伝えします。
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トレーニング
ワールドクラスのサーファーになるために欠かせないのが肉体作り。ストイックに決まりきったトレーニングに日々励むサーファーもいますが、アラナの場合、気分転換の意味もあって幅広いトレーニングメニューを取り入れていると言います。
縄跳び、ランジ(太ももやお尻周りを鍛えるスクワットのような筋トレ)、ビーチでのランニングといったワークアウトに加え、サイクリングや水泳なども行うと言うアラナ。
では、具体的にはどのようにトレーニングを行っているのでしょうか。
インターバルトレーニング
アラナのお気に入りは高負荷トレーニング。高負荷トレーニングとは、一時的に負荷の強いトレーニングすることで心拍数を一気に上昇させる手法。
また、負荷の強いトレーニングを行った後、短時間の休憩を取り、再び負荷の強いトレーニングといった流れを繰り返すことをインターバルトレーニングと言い、アラナはインターバルトレーニングを取り入れていると言います。
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実際に行うインターバルトレーニングは、階段を全力で駆け上がる運動や、オフの日にはボクシングといったキツいメニューだそうです。
ウエイトトレーニング
筋力強化の上で欠かせないのがウエイトトレーニング。ただ、女性であれば、ガチガチの筋肉よりも、しなやかな筋肉を求める人の方が多いかと思います。
その思いはアラナも同様。そこでアラナは、腕、脚、コアマッスルに必要最小限の筋力を付けることを目的とし、10~20ポンド(4.5~9キロほど)程度と比較的軽いウエイトを使ってトレーニングすると言います。
お尻を引き締めるトレーニング
アラナの代名詞と言えば、ボトムターンする時に突き出る引き締まった小さなお尻。男性から見ればセクシー、女性から見れば憧れるような理想的な形をしていますね。
では、お尻という体の中で特定の部位を、どのように鍛えているのか!?アラナによると、お尻を鍛えるには、ランジとスクワットの回数を多くこなすのがベストだと言います。
また、ランジとスクワットで見た目的に引き締まるだけでなく、コアマッスルも鍛えられるので、ライディング中に重要となるバランス感覚も向上するとのこと。
旅先でのトレーニング
プロモーション活動などで、ワールドツアーから離れた今なお、世界中を飛び回る生活を送るアラナ。となると、日常とは異なる環境であり、トレーニングできる施設や場所がない場合もあります。
しかし、トレーニングを怠る言い訳はしたくないと言います。そのため、旅先には必ず、縄跳びとレジスタンスバンドを持参しているとのこと。
休息もトレーニングの一環
世界トップレベルのウイメンズサーファーにまで上り詰めたアラナ。当然ながら、非常に負けず嫌いで自分に厳しい性格だと自分でも認めています。
そんなアラナですが、休息を取ることの重要性も認めています。「たまにはプレッシャーから解放されて、楽しむだけの時間も取るようにしてるの。バランスを取ることも大切だって思ってるから」と口にしています。
まとめ
女性サーファーの中で、サーフィン界以外の世界で知名度が最も高いアラナだけあり、肉体美を保つためにも、ストイックにトレーニングをこなしている事が分かります。
ルックスばかりに注目が集まっていたので、本業のサーフィンで負けたくない気持ちが強かったのかもしれませんね。そんな中でも、軽量のウエイトを使うことで、女性らしい体のライン作りを意識したりと参考になる点もあるかと思います。
興味を持った方は、是非ともアラナのトレーニング手法を参考にしてみてはいかがでしょうか。
参照記事元:「Pro surfer Alana Blanchard’s out-of-the-water workout tips」
アラナ・ブランチャードの過去記事
大人気女性サーファーがサリナクルス(メキシコ)でフリーサーフ:アラナ・ブランチャード
「Galore Magazine」にランジェリーモデルとして登場:アラナ・ブランチャード