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CT(チャンピオンシップツアー)サーファーの中でも特異不得意が分かれるマニューバのエアリアル。

そのエアリアルの中で、エアリバースの360度もしくは540度まで回すバリエーションをフルローテーションと言い、高確率でメイクできるサーファーは少ないです。

現CTサーファーで言えば、パッと頭に浮かぶのはガブリエル・メディナ、フィリペ・トレド、イタロ・フェレイラ、ヤゴ・ドラといったブラジリアンくらい。

その点に着目したのか、オーストラリアでは若手サーファーによるエアキャンプが行われることに。

今回の動画は、ジェットスキーアシストを活用したジュニアオージーによるエアキャンプ映像をお届けします。


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サーフィンのオリンピック選手などを管轄するサーフィン・オーストラリア、そしてエアリアルサーファーとして名を馳せたカージーこと、ジョシュ・カーによって誕生した今回の企画。

トラディッショナルなオージーサーファーと言えば、パワーサーフィンのイメージが強いので、若い頃からエアリアルを意識させた取り組みを行うのは、全体的なレベルの底上げに素晴らしい試みではないでしょうか。

というのも、不思議なことにパワーサーファーが大人になってからエアリアルが得意になるという例が少ないためです。

そんなレアケースと言える近年のサーファーとして、ネイザン・フローレンスとクロスビー・コラピントくらいしか思い浮かばないですし。

逆にエアリアルサーファーがパワーサーフィンもモノにすると言う例は、ブラジリアンサーファーを見れば分かる通り、多くの例が挙げられます。

ただし、エアリアルは「Go Big」になればそれだけ着地時の衝撃が大きく、動画内でも足首を負傷しているサーファーもいるほど。

何はともあれ、現代のコンテストシーンではコンスタントに勝ち上がるには確実に必要なマニューバの1つと言えるので、非常に興味深い取り組みと言えます。