2016年3月10日からスタートするWCT(ワールド・チャンピオンシップ・ツアー)初戦を前に、2015年WCTを振り返ろうという企画の第三弾。これまでの記事を見ていない方は、下記リンク先からチェックして下さい。
2015年WCTの名シーン1:エアリバースをメイクしたシルヴァナ・リマ
2015年WCTの名シーン2:パーフェクトスコアを出したオーウェン・ライト
第三弾となる今回は、南アフリカのJベイを舞台にしたメンズWCT第六戦「Jベイ・オープン」から、3人ヒートとなるラウンド4ヒート3が名シーンとして選ばれました。
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昨シーズンのJベイと言えば、ミック・ファニングvsジュリアン・ウィルソンのファイナルで発生したシャークアタックのインパクトが強すぎ、その他のことが抜けている方も多いのではないでしょうか。
当然ながら、ファイナルでの様子も名シーンと選ばれています。
Jベイ(南アフリカ)のWSLサーフイベント決勝でシャークアタック発生:ミック・ファニング
ツアーノートbyハーレー:ミックへのシャークアタック後の反応@南アフリカ
しかし、ヒートにおける名シーンもあったのです。その名シーンとなるのが、ケリー・スレーター(11×ワールドチャンプ)vsミック・ファニング(3×ワールドチャンプ)vsガブリエル・メディナ(2014年ワールドチャンプ)の3人が対戦したラウンド4。
昨年辺りから3人ヒートとなるラウンド4で、人気サーファー同士のマッチアップになると「スーパーヒート」と呼んで盛り上げているWSL(ワールド・サーフ・リーグ)。
当然、今回のヒートもスーパーヒートと呼ばれ、「計15回のワールドタイトルの争い」と称して注目を集めました。ケリーのいるヒートなら、それだけで相当なタイトル数になるのですが・・・。
結果を見ると、同ヒートを制したのはガブリエル。このイベント後、ワールドツアー前半戦の不調が嘘のよう、ガブリエルの成績は好転し、最終的には2015年WCTランク3位まで上り詰めました。