波に乗っている時に前乗り(英語ではドロップイン)され、前乗りしたサーファーをよく見ると、テレビでお馴染みの有名政治家だったとしたら驚きますよね!?日本では、まずあり得ない状況だとは思いますが・・・。
しかし、サーフィン大国オーストラリアではサーフィンが一般的なスポーツであるため、起こりうるんですよ。今回の記事は、オーストラリアの元首相が10代サーファーガールに前乗りしたと話題になったニュースをお届けします。
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事件!?が起こったのは3月終わり、ロングボーダーの聖地とも言われるオーストラリアQLD(クイーンズランド)州ヌーサヘッズのサーフスポット「ティーツリー」。
前乗りされることになったサーファーガールのアイヴィー・トーマス(17歳)は、家族と一緒にホリデーを楽しみにヌーサヘッズを訪れていました。
ヌーサ滞在時、昨年2015年9月半ばまでオーストラリアの首相を務めていたトニー・アボット(58歳)もヌーサにいるとの噂を聞いていたアイヴィーですが、当然出会うこともないはずなので「ふ~ん」と聞き流していたそう。
しかし、ティーツリーで波に乗っているとサーファーに前乗りされ、そのサーファーがアボット元首相だったから驚き。そして、その時の様子をたまたま撮影したサーファーがいたので、話題となりました。
世間の声としては、「クールな政治家」といった声から、「ドロップインなんてマナー違反だ」と様々な意見が飛び交うことに。まぁ、オーストラリアにおいてこのサイズの波なら、マナー違反という声もジョークだと思いますが。
当のアイヴィーは写真を見る限り、うつむき加減で切なそうにも見えます。ところが、本人談によると「相手が元首相だったから、どんな風にリアクションすればいいのか分からなかっただけ」。
「私がすでに波に乗っている事を知っていたから、笑顔で振り向いてから前乗りしたの。波をシェアする事は全く問題なかったわ。こんな事って、オーストラリアならではの出来事ね」と笑ってコメント。
日本ではマイナースポーツであるからこそ、こんな事はあり得ませんが、オーストラリアではライフスタイルとしてサーフィンが浸透している証拠とも言えますね。
参照記事:「MailOnline News」