世界中を飛び回る過密スケジュールな生活を送るWCTサーファー。メンズであれば、今シーズンは年間でワールドツアーイベントが11戦あり、WCTイベントの合間にも、撮影トリップやWQSイベント出場など、ホームでくつろぐ時間はわずかばかり。
今シーズンからワールドツアー入りした五十嵐カノア(18歳)も同様です。現在、最終日開催を待つのみとなったJベイ・オープンにおいて、ラウンド3で敗退したカノア。そんなカノアは、すでに南アフリカを後にし、ヨーロッパにいます。
今回の動画は、ヨーロッパのオーストリアにいる五十嵐カノアによるオフタイムの映像をお届けします。
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カノアがオーストリアにいるのは不思議な気がしますよね。その理由は、カノアのスポンサーの一つであるレッドブル(Red Bull)の本社が、オーストリアのザルツブルクにあるため。
カノアのSNSによると、レッドブルDTC(Diagnostics & Train Center)でトレーニングに励んでいると言います。
慌ただしい日々を過ごすカノアですが、リレフレッシュタイムとしてチームメイトのレオナルド・フィオラヴァンティと共に、ザルツブルクにある川でリバーサーフィンした映像が、レッドブルによって公開されました。
カノアとレオが使用しているボードは、カノアがJベイで使用したというサーフボード。コンテストで使用したという事は調子の良いボードであるはずなのに、リバーサーフィンでクラッシュ。川幅がかなり狭いですからね・・・。
動画では、無邪気にリバーサーフィンを楽しんだ後、質問コーナーがスタート。質問の中で注目なのは、「Where is your favorite place to surf?」。
世界中でサーフしているカノアの答えはなんと、最近になって初めてサーフしたケリー・スレーターのウェイブプールで、「pretty special」とのこと。
実際に体験した五十嵐カノアが語るケリー・スレーターのウェイブプール
カノアは同ウェイブプールをPRするプロジェクトに参加していると、SNSで発表しています。
それだけケリーのウェイブプールから、サーフィンの未来を変えるだけのポテンシャルを秘めていると感じ、実際にサーフして鮮烈な印象を受けての事でしょう。
同ウェイブプールは、現在までにおいて建設の可能性をいくつか報じられていますが、具体的な建設は未だに未定のまま。早く世界第一号となるケリーのウェイブプールが誕生してほしいですね。
サンディエゴの大型商業施設の再開発プランに提案されたケリー・スレーターのウェイブプール
オアフ島にケリーのウェイブプールを目玉にしたサーフリゾート建設案が浮上
五十嵐カノアに関する過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。
DCシューズがサーフ業界に復帰!ライダーはブルース・アイアンズや五十嵐カノアなど
五十嵐カノアのWCTヒート初勝利後のインタビュー記事&フリーサーフ動画