現地時間7月28日(カリフォルニア)、ハンティントンビーチを会場としたウイメンズのWCT第六戦「バンズUSオープン・オブ・サーフィン(Vans US Open of Surfing)」が開催。
波のサイズは連日通りのスモールコンディションの中、本日はラウンド4が終了しました。
2016年WCTウイメンズ第六戦「バンズUSオープン・オブ・サーフィン」:初日ハイライト
2016年WCTウイメンズ第六戦「バンズUSオープン・オブ・サーフィン」:二日目ハイライト
2016年WCTウイメンズ第六戦「バンズUSオープン・オブ・サーフィン」:三日目ハイライト
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ラウンド3で1位通過以外のサーファーが集まるラウンド4。ラウンド4敗退となれば、2コケの9位という結果になるので、ランキングポイントを考えると重要なラウンドですね。
ラウンド4で注目となったのは、普段ならばラウンド3を1位通過することがほとんどであるサリー・フィッツギボンズとカリッサ・ムーア。
まずはヒート1でサリーが登場し、対戦相手はセイジ・エリクソン。ミディアムスコア続きの同ヒートは大接戦となり、0.17ポイント差という僅差でセイジが大金星を挙げる結果となりました。
本日の波乱は、サリー敗退だけでは終わりません。ヒート3に出場したカリッサもまた、サリー同様に僅差での敗退を喫することに。
カリッサを破ったのは、ツアールーキーのキーリー・アンドリュー。「ずっと憧れてるカリッサと対戦するのは興奮しちゃうわ。波が小さくてパワーがない点は、私のホームの波にスゴい似ているの」。
「じっくりと波を待ってベストウェイブを掴む戦略がうまく行ったわ」と、キーリーはコメントしています。
ちなみに、敗退したカリッサですが、今シーズンのこれまでの結果は2位と3位のみ。今回の9位という成績は、今後のタイトルレースを考えると痛恨の敗退と言えます。
さて、今後の波予報ですが、29~30日は本日よりもサイズダウンということで、レイデイとなるでしょう。ウェイティングピリオド最終日の31日(日曜)に少しだけサイズアップする予報なので、31日を最終日にするのがギャラリーが集まりやすい日曜日という点でもベストでしょう。
イベント詳細については、公式サイトからチェックして下さい。
公式サイト「Vans US Open of Surfing」
WSLの公式サイト「Vans US Open of Surfing」
本日の結果
・ラウンド4
Heat 1: Sage Erickson (USA) 10.57 def. Sally Fitzgibbons (AUS) 10.40
Heat 2: Tatiana Weston-Webb (HAW) 14.10 def. Laura Enever (AUS) 13.00
Heat 3: Keely Andrew (AUS) 12.63 def. Carissa Moore (HAW) 12.27
Heat 4: Malia Manuel (HAW) 13.77 def. Coco Ho (HAW) 11.90
今後のヒート表
・クオーターファイナル
Heat 1: Lakey Peterson (USA) vs. Sage Erickson (USA)
Heat 2: Courtney Conlogue (USA) vs. Tatiana Weston-Webb (HAW)
Heat 3: Tyler Wright (AUS) vs. Keely Andrew (AUS)
Heat 4: Stephanie Gilmore (AUS) vs. Malia Manuel (HAW)
ハイライト動画(ウイメンズのハイライトは1:26まで)
https://youtu.be/tZytWCsWMaQ