トライアル優勝のフィン・マギル Photo: WSL

現地時間12月12日(ハワイ)、ハワイのオアフ島パイプラインを舞台にしたWCTメンズ最終イベント「ビラボン・パイプ・マスターズ(Billabong Pipe Masters)」のトライアルイベント「メンズ・パイプ・インビテーショナル(Men's Pipe Invitational)」が開催。

トップ2のみが本戦へのワイルドカードを獲得できる同トライアルの結果は、優勝がフィン・マギル「Finn McGill」(16歳)、準優勝がギャビン・ベッシェン「Gavin Beschen」(40歳)という結果となりました。


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出場サーファーにとっては非常に厳しいコンディションでの開催となった本日。オープニングヒートを勝ち上がったケオニ・ヤンのトータルスコア3.57(20点満点)が全てを物語っています。

12月20日がウェイティングピリオド最終日であることを考えると、早くトライアルを終えないと本戦に入れないので、苦渋の決断だったことでしょう。

そんなコンディションの中、波運に恵まれ、なおかつミスを犯さずにハイスコアをマークしたライディングは以下の通り。

*ジャック・ロビンソンの8.33@クオーターファイナル

*ジャック・ロビンソンの9.00@クオーターファイナル

*ジョシュア・モニーツの9.07@セミファイナル

*フィン・マギルの9.50@セミファイナル

トライアルファイナルのヒート結果とダイジェスト動画は以下の通り。

トライアルが終了したということで、本戦のヒート表も決定しました。パイプマスターズのヒート表は以下の通り。

パイプマスターズの結果でトップ22入りしてダブルクオリファイとなれば、クイックシルバーのチームメイトであるイズキール”ジーク”ラウのWCT入りを実現できる五十嵐カノアは、ガブリエル・メディナとブルース・アイアンズとラウンド1で対戦。かなりヘビーですね…。

*今後の波予報

本日のスウェルは現地時間13日(火曜)午前中から一日を通してサイズダウン予報。次なるスウェルは15日(木曜)午後から入り、16~17日は最大でトリプルオーバーヘッドまでサイズアップする可能性もあり。

ただし、16~17日の予報は頻繁に変わっていて、昨日まではミディアムサイズのスウェルにオフショアの見込みでしたが、本日の予報では西寄りのオンショア予報に変更。つまり、まだまだ予測が難しい状況です。

現時点においてコンテスト可能なコンディションになる確立が高いのは18~19日とのこと。大きくサイズアップの可能性がある16~17日の風向き予報が、再びオフショアに変われば最高なのですが、どうなるのでしょうか!?

現地時間の午前8時スタートならば、日本時間では翌日の午前3時となります。

*パイプトライアルのハイライト動画

*イベント詳細については、下記リンク先の公式サイトからチェックして下さい。

トライアルイベントの公式サイト「Men's Pipe Invitational

Vansの公式サイト「Billabong Pipe Masters

WSLの公式サイト「Billabong Pipe Masters

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