2017年シーズン初となるWQSイベント「Shoe City Pro(シュー・シティ・プロ)」が、南カリフォルニアのハンティントンビーチで現地時間1月15日に終了。
WQSの中で最もグレードの低いQS1,000イベントながらも南カリフォルニアという場所柄、元WCTサーファーのブレット”シンポ”シンプソンを始め、グリフィン・コラピントやジェイク・マーシャルなどといった期待の若手が多く参戦。
そんなイベントにて、ローカルの五十嵐カノアが優勝し、さらには日本人の仲村拓久未プロが準優勝という嬉しい結果を残しました。
今回の記事は、シュー・シティ・プロのハイライト動画、五十嵐カノアと仲村拓久未のインタビュー内容をお届けします。
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QS1,000イベントということで優勝しても獲得ポイントは低いものの、今シーズンの自信と勢いを得る上で大きな意味合いを持つ優勝を果たしたカノア。
カノアにとって、WQSイベント初優勝が2014年10月の同イベントだったので、感慨もひとしおだったことでしょう。
「設定した目標を達成できて嬉しいよ。最高なシーズンスタートを切れたと思ってる。家族や大切な仲間たちと過ごしながら、コンテストにも参加できて。心身ともに万全な状態だね」。
「以前優勝した時は、優勝するなんて考えてもいない若手のダークホースだったから、今回は2年前とは違うプレッシャーがあったんだ。でも、優勝して仲間に担がれた時の感覚はデジャブだったよ」。
準優勝した仲村プロは、昨年2016年はWQSランク133位。今回のセミファイナルでは、元WCTサーファーのシンポを破る活躍を見せました。
「トップシードを破ってファイナル進出できて凄いハッピーだよ。カノアとファイナルで対戦できてストークしてる。立て続けにCTサーファーと対戦できたのは貴重な体験で、今後の大きな自信に繋がったよ」。
さて、ハイライト動画では、カノアと一緒に同イベントに出場した弟のキアヌも登場。仲間に担がれたカノアの後方でボードを持ち上げていますが、風に煽られて大変そうです(笑)。
*ハイライト動画
#Tournotes: Shoe City Pro pic.twitter.com/PyMlk8C3rH
— World Surf League (@wsl) 2017年1月16日
*イベント詳細に関しては、下記リンク先の公式サイトからチェックして下さい。
公式サイト「Shoe City Pro」