カリフォルニアを代表するビッグウェイブスポットの一つである北カリフォルニアのマーヴェリックス。
マーヴェリックスを会場とする招待制ビッグウェイブイベントは、WSL(ワールドサーフリーグ)によるBWT(ビッグウェイブツアー)イベントとは異なるインディーズ的なイベントでありながら、北半球のウインターシーズンには注目されるイベントです。ですが、今季は開催が絶望的な状況に。
今回の記事は、マーヴェリックスイベントの開催が厳しい状況に立たされた理由についてお届けします。
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現在は「タイタンズ・オブ・マーヴェリックス(Titans of Marvericks)」と呼ばれるマーヴェリックスでのビッグウェイブイベント。
今シーズンは初めてウイメンズ部門が追加されたりと、大きな話題となりました。
マーヴェリックスに初スウェル到来!今季ビッグウェイブイベントはBWT同様にウイメンズ部門が初開催
しかし、イベントオーガナイザーである「Cartel Management Inc.」と「Titans of Mavericks LLC,」が連邦倒産法を1月31日に申請したとのニュースが飛び込んできたのです。
両組織の金銭トラブルは何も最近始まったわけではなく、2016年末までの時点で不払いなどから数々の訴訟を起こされていて、最近では放映権を取得していたレッドブルからも訴えられたとのこと。
ビッグウェイブサーファーにとってはキャリアを築く上で重要なイベントであるし、今年はウイメンズの初開催が発表されていただけに非常に残念な今回のニュース。
今後のことは不明ですが、もしかしたらWSLがBWTイベントに取り込む可能性もありますね。WSLがBWT買収前は、BWTイベントの一つでしたので。
参照記事:「Mavericks Surf Contest Organizers File For Bankruptcy」