80年代には、自らシェイプしたボードに乗るワールドツアーサーファーが多くいました。ピーター・タウネンド、サイモン・アンダーソン、マイケル・ピーターソン、ウェイン・リンチなど。
現在ではワールドツアーサーファーとシェイパーの分業が基本ですが、オルタナティブ系ライダーの中ではハンドシェイプするサーファーも増えていますね。そんなサーファーの一人がヴィスラ(Vissla)のトップライダーであるデリック・ディズニー(Derrick Disney)。
今回の動画は、デリック・ディズニーが南アフリカのJベイ(ジェフリーズベイ)でフリーサーフィンする映像をお届けします。
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デリックという言えば、ソウルアーチやスウーピングボトムターン(座り込むくらい腰を落としてのターン)といったクラシカルなムーブと、モダンムーブをミックスさせたライディングが特徴。
今回の動画では、ひたすら低重心でのライディングをしているので、フィンレスボードでサーフィンしているのか思ったら違いました。フィルマーのジャック・コールマンによると以下の通り。
「デリックが乗っているのは、デリック本人がハンドシェイプした7フィートのシングルフィン。デリックのサーフィンはボトムターンで腰を思いっきり屈めるけど、その後は腰を通常の高さに戻したサーフィンに移行するんだ」。
「そこで、ずっと腰を屈めた状態でライディングしたら、これまでと違ったライディングが出来るかもしれないってアドバイスして、その結果が今回の動画」。
しっかりとスウェルの入ったJベイにおいて、デリックが見せたシングルフィンでのニューアプローチとなるライディング。チェックして見て下さい。
https://vimeo.com/202248772
*デリック・ディズニーも出演しているヴィスラの長編サーフムービーは、下記リンク先からチェックして下さい。