長いウェイティングピリオドを取り、シーズンに合わせ北半球と南半球での開催が設定されているWSLのBWT(ビッグウェイブツアー)。昨シーズンは、BWWT(ビッグウェイブワールドツアー)と呼ばれていましたね。

今シーズンは、前半戦となる南半球でのイベントは3つ設けられていました。しかし、ウェイティングピリオド終了の8月31日の時点までで、開催に踏み切れるだけのビッグスウェルが到来したのは、チリのプンタ・デ・ロボスでのクイックシルバー・セレモニアルのみ。

今回の動画は、南半球でのイベント「ビラボン・ピコ・アルト」の開催予定地であったペルーのプンタ・エルモサでのフリーサーフ映像をお届けします。


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今回のプンタ・エルモサでのセッション映像が撮影されたのは、9月5日とのこと。同会場でのビッグウェイブイベントのウェイティングピリオドが8月31日まで。

つまり、もう少しスウェル到来が早ければ、BWTイベントが開催されたかもしれなかったのです。人間にはコントロールできない事なのでしょうがないのですが、少し惜しい気がします。

気になる波ですが、多少波が巻き上げるセクションもある点から、北カリフォルニアのマーヴェリックスに似たような波質といった印象を受けますね。実際には、波のパワーやフェイスの硬さなど、実際にこの波に乗ったサーファーにしか分からない違いはあるのですが。

南半球のウェイティングピリオドが終了した現時点のBWTですが、今後は10月15日から後半戦となる北半球のシーズンに突入します。北半球では、スペインのバスク地方、アメリカのオレゴン州、ハワイのマウイ島、メキシコのバハカリフォルニアの4つのイベントが開催予定。

果たして、どのくらいイベントが開催できるのか楽しみな所です。マウイ島ジョーズでのイベント開催を、個人的には期待しています。