2019年からは大変革の年になると言われているコンテストサーフィン最高峰のワールドツアーこと、CT(チャンピオンシップツアー)。
来年2018年は大きな変化はないと言われていましたが、ケリー・スレーターのウェイブプール「サーフ・ランチ」でのCTイベントが加わるとWSL(ワールドサーフリーグ)から正式に発表されました。
今回の記事は、来年からCTイベントとなるサーフ・ランチでのウェイブプールイベント追加のニュースをお届けします。
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2016年にWSLがサーフ・ランチを買収した段階で、誰もが想定していたのはサーフ・ランチでのCTイベント開催。
少し時間はかかってしまいましたが、今年はテストランとして一部CTサーファーのみが参加して開催にこぎつけましたね。
そして来年2018年、ついに正式なCTイベントとしてウェイブプールを活用する流れとなったのです。
WSLのソフィー・ゴールドシュミットCEOは、以下のコメントを発表しています。
今年のテストイベントの結果、今シーズンを通してサーフ・ランチを利用したサーファーのフィードバックを踏まえると、来年9月のイベントはサーファーやファンにとって、スペシャルなものとなる可能性を存分に秘めているわ。
ウェイブプール技術のイベント活用はまだまだ序章に過ぎないし、サーフィンというスポーツにおいて間違いなくゲームチェンジャーになるでしょう。
同イベントの日程については、来週、WSLが2018年のスケジュールを正式発表するということで、まだ発表には至っていません。
ただ、9月開催とソフィーは言及しているので、今年のテストラン同様、トレッスルズでのイベント後に開催となる可能性が高いですね。
テストランとして開催となったフューチャークラシックでは、ハイスコアが付いたのはロングバレルと言われていますが、ジャッジ基準についてはあらゆる可能性のある手探り状態なので、どのような形に落ち着くのかなど楽しみは尽きません。
また、CTイベントということはワイルドカード出場のサーファーも出てくるので、エアー、ターン、バレルのどれを得意とするサーファーが選ばれるのかも気になります。
無限の可能性を秘めたサーフィンの新たなイベント会場となるウェイブプール。来年度の正式なスケジュールが発表され次第、追ってお伝えします。
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参照記事:「Surf Ranch Announced as 2018 Championship Tour Venue」