昨年2017年シーズン、唯一のポルトガル人サーファーとしてワールドツアーを転戦したフレデリコ・モライス「Frederico Morais」(26歳)。
ポルトガル出身ということでそれほど注目を浴びてはいなかったものの、シーズンを終えて見れば、ルーキーオブザイヤーに輝いたコナー・オレアリーに次ぐCTランク15位となり、コナーとはわずか50ポイント差というルーキーにしては上出来すぎるほどの結果を残しました。
今回の動画は、フレデリコ・モライスをピックアップしたWSLによるプロファイル映像をお届けします。
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CTでの強さを示すかのよう、2016年のハワイシーズンにてワールドツアー入りを決めてきたフレデリコ。
ハワイシーズン前のQSランキングは46位とCT入りの圏外だったにもかかわらず、ハワイアンプロとバンズワールドカップで準優勝となり、まさかのツアー入りを決めたのです。
ハワイイベントで強いサーファーはQSよりもCTに強いとの言葉もある通り、CT入り後のフレデリコはベルズビーチとトレッスルズで5位、Jベイで2位の結果を残しました。
フレデリコを支えるポルトガルというバックグランドを振り返ると、ポルトガル人初のメンズCTサーファーとなったのはティアゴ・ピレス。2007年の事です。
コーチ面で言えば、オーストラリア出身で元CTサーファーのリチャード”ドッグ”マーシュが、フレデリコが20歳頃からサポート。ちなみに、ドッグはライアン・カリナンのコーチでもありました。
ティアゴという先駆者の存在に加え、ワールドツアー経験を持つコーチの存在にも助けられて結果を残し、一躍注目サーファーとなったフレデリコ。
サーファーアワードの人気サーファー投票であるサーファーポールにて4位になったのはビッグサプライズでしたし。
間違いなく今年は注目される存在なので、活躍して当たり前というプレッシャーの中、どのようなサーフィンを見せてくれるのか楽しみにしたいところです。