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Image: WSL

WSL(ワールドサーフリーグ)の子会社であるケリー・スレーターのウェイブプール「サーフ・ランチ」(運営会社は「Kelly Slater Wave Co.」)。

サーフ・ランチは一般公開されていないので気になる方も多いと思いますが、そんなサーフ・ランチでお仕事のチャンスが。

今回の記事は、WSLが募集しているサーフ・ランチでの求人情報に関するニュースをお届けします。


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WSL公式サイトには「Careers」と記された求人ページがあります。同ページを開くと、WSLでの仕事だけでなく、カリフォルニア州レモーにあるサーフ・ランチの求人までありました。

現在募集しているサーフ・ランチでの職種は以下の通り。

・Lifeguard I
・Lifeguard II
・Surf Coach
・Surf Ranch Facilities Technician
・Wave Operator

つい先日までは「Administration Manager」や「General Manager」などの募集もしていたので、大々的な募集と言えるでしょう。

では、なぜこれほどまでに人を集めているのか?レモーにあるサーフ・ランチの位置付けはデモ施設であり、一般公開された商業施設ではありません。

スペインのバスク地方にあるウェイブガーデン社のデモ施設と同じく、研究開発の場であり、入場可能なのは基本的に招待客のみ。

ですが、サーフ・ランチの場合、ファウンダーズカップの特別プランにて一般サーファーもサーフ・ランチ体験が可能となったり、オーストラリアのオリンピックチームの利用が決定していたりと、商業的な活用方法も目立ち始めています。

こういった背景から、完全なる憶測でしかないのですが、期間限定で一般開放される可能性が高いのではと思います。ただし、懸念されるのが料金。

サーフ・ランチの波のクオリティは現時点において世界最高峰の人工波であることは間違いなく、さらにファウンダーズカップの特別プランが約1万ドルという事を考えると利用料が高額になるのは必至でしょうから。

サーフ・ランチの波に乗ってみたいとは思いますが、WSLのソフィー・ゴールドシュミットCEOが日本での建設についてもすでに言及しているので、日本人サーファーならば国内建設を待つ方が費用面において賢明かもしれませんね。

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公式サイト「WSL

サーフ・ランチの過去記事