フレンチポリネシアをホームとするCT(チャンピオンシップツアー)サーファーのミシェル・ボウレズ「Michel Bourez」(34歳)。
南太平洋の島々という場所柄、ウォーターアクティビティを行う上で避けて通ることのできない存在がサメです。
そしてミシェルも先日、シャークアタックに襲われたとSNSで公表しました。
今回の記事は、ミシェル・ボウレズがサメに襲われた時の状況をSNSで公表したので内容についてお届けします。
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ミシェルによるSNS投稿は以下となります。
信じられないような一日だったよ。わずか数分にして、異なる感情が沸き上がったんだから。
僕がタヒチからモーレア方面の追い風に乗ってフォイルサーフィンをしている時、シュモクザメ(英語:Hammerhead Shark)が僕のフォイルを狙って追いかけてきて噛みついたんだ。
フォイルのテール部分が破損して、僕はフォイリングを続けることができなくなった。
そこで僕はサーフボードの上に座り、ボートに乗ってる友達に迎えに来てもらおうと手を振ったんだ。
それから一人で友達の到着を待つ2~3分後、何かおかしな雰囲気に気付いて周囲を伺いながら神経を尖らせていると、シュモクザメが戻ってきたんだよね。
僕の勘は間違ってなかったってわけ。
3~4メートルほどのシュモクザメが戻ってきたから、僕は自分の身を守るために、サメと僕の間にフォイルをかましたんだ。
サメはさっきと同じくフォイルに噛みついたけど、食べることはできないって気付いたんだろうね。その後は僕から離れていなくなったよ。
その数分後にボートがやって来てピックアップしてもらい、僕はようやく安全な状況になった。
だけど15分後には再びフォイリングをしようと決めて、最終的には当初決めていたコースでのフォイリングを終えたんだ。
サメとの遭遇はまるで、10~12フィートのチョープーでサーフした時のような気分だったね。
僕らは怪我をしたり、最悪の場合は命を落とすリスクがあることを理解しているけど、サーフィンへの思いの方が強いから海に入ってる。
フォイリングで深海へ達すると必ず、泳いでいるシュモクザメを目にするし、最初からシャークアタックのリスクは納得済み。
海はサメたちの世界であり、僕は彼らに敬意を持っているから、決して嫌な気分になることはないんだ。
まぁ、新しいフォイルの貸しができたけど。
3~4メートルという大型のサメがいて当たり前という環境で育ったミシェルだからこその内容と言える文面ではないでしょうか。
サメに慣れていない私であれば、おそらく2度目の襲来の時にはパニック状態に陥ってしまうと思いますし…。
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