オーストラリアで昨年8月にスタートしたサーフィンをテーマにしたテレビ番組「Rivals(ライバルズ)」。
同番組は、かつてライバルであった元CTサーファーたちを集めてオンラインコンテストを行うと言った内容でした。
そして今年のライバルズはウイメンズが出演するシリーズ2として帰って来ることに。
今回の動画は、レイン・ビーチリー「Layne Beachley」(49歳)をフィーチャーしたライバルズのシリーズ2エピソード2が公開されたのでお届けします。
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ウイメンズとしてはステファニー・ギルモアと並び、最多となる7度もワールドタイトルを獲得したことで知られるレジェンドサーファー。
ただし、ステフとレインは対照的で、ステフはツアールーキー時代から一気にタイトル数を重ねていきましたが、レインが初タイトル獲得となったのはツアーデビューしてから10年目のこと。
レインの時代のサーファーで言えば、10年もツアーに在籍するのは珍しかったので、10年在籍だけでも凄まじい記録です。
レインがワールドツアー入りしたのは16歳であった1988年で、タイトルを獲得したのは1998~2003年の6年連続と2006年。
ツアー引退を発表したのは2008年のことで、現在のメンズサーファーでも珍しいツアー歴20年となります。
ちなみに、レインが引退発表をした前年2007年にステフがツアー入りし、ルーキーにしてワールドチャンピオンとなったので鮮烈な世代交代といった感じです。
そんなレインの過去を振り返る今エピソードですが、印象的なのは「どのイベントのファイナルで誰を破った」など、はっきりと細かい事まで記憶している点。
ケリー・スレーターも似たような感じなので、それだけコンテストにフォーカスしてきたからこそ、鮮明な記憶として残っているのかもしれません。
さて、エピソードのラストを飾るのはライバルズ恒例の2時間ヒートで、2か月の期間の中で自分の選んだサーフスポットでベストなタイミングを選んでサーフすることになります。
オーストラリアNSW(ニューサウスウェールズ)州マンリーをホームとするレインが選んだのはフレッシュウォータービーチ。
フレッシュウォーターと言えば、デューク・カハナモクがオーストラリア人へとサーフィンを伝えに来た場所ですね。
果たして、現在のレインがどのようなサーフィンを披露したのか動画からチェックして見て下さい。