世界最大サイズの波がブレイクすることで知られるポルトガルのナザレ。
桁違いの大きさの波がブレイクすることから、現在のナザレで開催されているビッグウェイブイベントはパドルインではなくトウイン(tow-in:ジェットスキーに牽引してもらって波に乗るスタイル)です。
そんなナザレで過去最高レベルのパドルイン向けのビッグウェイブがブレイクしたとか。
今回の動画は、先日ナザレで繰り広げられたパドルインでのビッグウェイブサーフィン映像をお届けします。
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あまりと言うか、ほとんどパドルインサーフィンのイメージがないナザレですが、実はごくわずかな期間ですがWSLのビッグウェイブイベントがパドルインで行われていた時期もありました。
ナザレでのビッグウェイブサーフィンの真骨頂はトウインという事で、パドルインからトウインへと変更されたのですが。
なにはともあれ、ナザレでのパドルインサーフィンに参加したのは、グラント”ツイギー”ベイカー、ジャスティン・デュポン、ナチョ・ゴンザレス、ペドロ・カラドなどといったビッグウェイブサーファーたち。
MSWによる11月18日のナザレの波情報をチェックすると、波のサイズは日の出から日没まで12~18フィートだったとのこと。
セッションに参加したサーファーの多くが、ナザレでのパドルインではトップレベルのコンディションだったと言います。
ツイギーはサーフラインのインタビューに以下のコメントを寄せています。
波のサイズがあってスーパークリーンコンディションで、美しい三角波がブレイクしていたよ。
スウェルの向きが相当良かったんだろうね。
海でサーフしたり、ジェットスキーに乗ってセキュリティに回ったりしながら、ナチョと一緒に9時間も海に入ってたよ。
ちなみに、スウェルの向きに関する言及がありますが、サーフラインによると北西となる314~316°がナザレでのシークレットレシピのようです。