どの業界においても、今や企業テーマの一つとなっているサステイナビリティ。
そんな中、ファイヤーワイヤーサーフボードが掲げているのが「Volcanic(火山)」プロジェクト。
「ファイヤー」と「火山」という事で言葉遊びのように思えてしまうかもしれませんが、そういったわけではないようです。
今回の動画は、ファイヤーワイヤーサーフボードによる火山プロジェクトに関する映像をお届けします。
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「火山」という言葉は具体的には「玄武岩」を指し、玄武岩とは火山岩の一種でマグマが急冷されることでできます。
その火山岩を砕いて溶かして、さらなる加工を加えることで誕生するのが玄武岩ファイバー(繊維)で、火山プロジェクトの肝となります。
この玄武岩ファイバーに加え、バイオ樹脂を使ってラミネートすることで火山プロジェクトのサーフボードが誕生するとのこと。
火山プロジェクト仕様のサーフボードの特徴としては、重量、フレックス性能、レスポンスなどの点においてカーボンに酷似しているそうです。
ただし、玄武岩ファイバーとバイオ樹脂の組み合わせは、従来のカーボンファイバーを使用するよりもエコの観点においてベターとのこと。
さて、カーボンファイバーと言えば良いとこ取りの素材ではあるものの、個人的には高級なイメージがあります。
その代表と言えるのがダークアーツですが、ダークアーツ仕様のサーフボードは通常素材に比べて数百ドルは上乗せといったところ。
なのですが、火山プロジェクトはファイヤーワイヤーサーフボードのサイトで値段をチェックすると、通常のヘリウム仕様のボードと比べて100ドル弱高い程度とお手頃なようなので興味が湧いてしまいます。