ベルズビーチを舞台にしたリップカールプロのウェイティングピリオド初日の4月4日まで1週間を切ることに。
オーストラリアンレグ初戦の開催まで間近となりましたね。
そこでWSL(ワールドサーフリーグ)が昨年優勝したフィリペ・トレド「Filipe Toledo」(27歳)の特集を公開。
今回の動画は、フィリペ・トレドによる2022年ベルズビーチでのイベントハイライト映像をお届けします。
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ツアーデビュー後はエアリアルのメイク率の高さが際立っていたものの、レールゲームやビッグバレルを苦手としていたので「小波最強サーファー」と揶揄されていたフィリペ。
当時はブラジリアンサーファーがまだ世間的に嫌われていたと言う時代背景もあってのことでしょう。
でしたが、フィリペ本人もレールゲームに強くなるための努力を続け、開花したのは2017年シーズンのJベイイベントでの優勝。
ただ、Jベイではレールゲームのみならず、強いオフショアでメイク率が大幅に下がることから誰も狙わなかったエアリアルまでネクストレベルへ。
一本の波で風の影響を受けやすい高さのある特大アーリーウープを2回もメイクしてパーフェクト10をスコアしたわけですから。
エアウインドなど関係なくメイクする様は、まさにエアリアルでは敵なしと言えました。
さて、昨年のベルズイベントはまさにフィリペの良さが全開に出るレールゲームとエアー向けといったコンディションとなりました。
レールゲームをベースとしつつ、ワールドツアーでも波が外れることは多々あるので、エアゲームも強いことは安定した好成績をもたらすことが分かるイベントとも言えました。
今年のベルズビーチは、どのように波で開催となり、現CTランク3位のフィリペがどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみですね。