真夏から秋へと季節が移り変わるとサーファーが心待ちにするのが台風スウェル。

真夏は日本列島へと張り出す勢力の強い高気圧によりあまり低気圧が近付けませんが、秋になると高気圧の勢力が弱まるためですね。

同じような状況となるのがアメリカで、アメリカは台風ではなくハリケーンスウェルのシーズンを迎えます。

今回の動画は、ここ最近ニュースとなっていたハリケーン「ヒラリー」スウェルがヒットした南カリフォルニアのニューポートビーチでのフリーサーフィン映像をお届けします。

台風やハリケーンなど、一般的には自然災害をもたらすので発生を喜ぶ人はマイノリティですがサーファーはそのマイノリティに該当しますね。

アメリカでハリケーンと言うと、イメージとしてはカリブ海から大西洋に流れていくので東海岸こそがハリケーンスウェルが猛威を振るうエリアといった印象ではないでしょうか。

しかし、ヒラリーがヒットしたのは何と南カリフォルニア。

南カリフォルニアに直撃する時点では、ハリケーンから1つ区分を落とした「トロピカルストーム（熱帯暴風雨）」になっていたそうです。

そしてトロピカルストームが南カリフォルニアに上陸したのは実に84年振りとのこと。

そのため洪水といった自然災害が発生し、カリフォルニア州とネバダ州では非常事態宣言まで発令されたそうですが、ガッツリとスウェルが入りサーファーはその恩恵を受けたとか。

動画が撮影されたのは2023年8月20日の事で、場所はニューポートビーチだそうです。