サーフィン大国オーストラリアでありながら、なぜかあまり注目が集まる事がなかったビッグウェイブやスラブのサーフスポット。
近年ではシップスターンブラフやケープフィアなどが知られるようになったものの、それでもと言った印象を受けます。
コンテストシーンにおいてはCTやCSイベントでオーストラリアンレグと称して複数イベントが開催されているほどの国なのですから。
そんなオーストラリアの中で私がシーズン中の動画で楽しみなのが西オーストラリア州のザ・ライト。
今回の動画は、オリー・ヘンリー「Ollie Henry」(23歳)によるザ・ライトでのベストセッション映像をお届けします。
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ビッグスラブ好きながら、通常の波ではパント系も好きだという若手らしくオールラウンドなオリー。
そのオリーが「The Right - The best session of my life」と言うタイトルで自身のYoutubeチャンネルで公開したのが今回の動画。
概要欄に記されたコメントは以下の通り。
僕のこれまでの人生においてサーフィンのベストデイとなった時のストーリーなんだ。
ウエストオーストラリアは冬になるとビッグスウェルがコンスタントにヒットするけど、風が弱いオフショアになることは滅多にない。
この動画を撮影した日だけは例外で、ザ・ライトで5年間サーフしてきた中でようやくこれだって言える波をメイクできた。
今年のウインターシーズンもまた、さらにサイズがあってクリーンな波がブレイクしてくれることを願っているよ。
ザ・ライトとはビッグスウェルが発生した時だけ沖合の棚でブレイクするサーフスポットで、普段はサーフスポットであることが分からないほどの海域だそうです。
それだけコンディションが決まる条件が厳しく、シーズン中でも使える日が少ないからこそ映像も貴重と言えます。
ビッグウェイブは遭遇確立が低い上、その限られたチャンスでベストパフォーマンスを見せて映像に残せるかという点はコンテストにも似ていると感じてしまいます。
とにもかくにも、半端じゃない映像となっているのでチェックして見て下さい。