Photo: WSL / Thiago Diz

現地時間2025年6月26日(ブラジル)、リオデジャネイロ州サクアレマのイタウナをメイン会場とするCT(チャンピオンシップツアー)イベント第9戦「VIVO Rio Pro」が開催。

イベント2日目となった本日は、メンズのラウンド2~3、ウイメンズのクオーターファイナルの3ヒートが開催となりました。

今回の記事は、2025年リオプロのイベントレポート、ヒート結果、ハイライト動画、今後の波予報と言ったイベント情報をお届けします。


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2025年リオプロ

メンズ

メンズをメインに開催となった本日。

本日のシングルハイエストスコア9.33をマークしたのはラウンド3でのイタロ・フェレイラ。

コンディション的にコンビネーションは厳しいので、そうなれば単発で難易度が高いマニューバが評価が高くなり、フルローテーションをメイクできるサーファーが有利です。

そんなサーファーの一人がイタロで、イタロはエアーの高さと滞空時間もずば抜けているので、それだけジャッジの評価も高かったですね。

トータルハイエストスコア15.50をマークしたのは、ラウンド2でのヤゴ・ドラ。

ヤゴもイタロと同じくエアリアルが特徴ですが、ヤゴの本日のシングルハイエストはバレルライド。

ビーチブレイクのイタウナでロングバレルを見つけ出し、ドギードア(犬小屋並みに狭い出口)から抜け出すライディングは完璧で、あの波を選び抜いた感覚が研ぎ澄まされていたと言えるでしょう。

CTレギュラーシーズンも今イベントを含めて残り2戦ということで、気になるのがトップ5争い。

今イベント開始前のトップ5は上位から順に、ジョーディ・スミス、ヤゴ・ドラ、五十嵐カノア、イタロ・フェレイラ、バロン・マミヤ。

でしたが、現時点においてバロンは早期敗退により、イーサン・ユーイングがCTランク5位へとジャンプアップ。

そして現在のトップ5の中で、すでに今イベント敗退となったのはカノアのみ。

とは言うものの、カノアはポイント的にWSLファイナル出場を逃す可能性は極めて低いと思います。

焦点となるのはCTランク5位争いで、このスポットが誰の手に渡るのか今後注目されることでしょう。

現時点で優勢なのは、まだ勝ち残っているイーサンです。

ヒート結果

ウイメンズ

メンズのラウンド2~3を開催後にクオーターファイナルの3ヒートのみ開催となったウイメンズラウンド。

本日のトータルハイエストスコア12.80、シングルハイエストスコア6.47をマークしたルアナ・シルヴァ。

ハワイのオアフ島ノースショアをホームとしながら、現在はブラジル代表として活動しているのでギャラリーは大いに盛り上がることに。

ルアナ以外には、キャロリン・マークスとモリー・ピクラムがクオーターファイナルを勝ち上がりました。

残すクオーターの1ヒートは、レイキー・ピーターソンvsエリン・ブルックスという事で、スタンス違いの対戦は注目が集まります。

ヒート結果

リオプロ2日目のハイライト動画

イタウナの今後の波予報

今後の予報として、すでに27日はレイデイということで残すところ28日と29日のいずれかにイベント最終日が開催となります。

波予報は28日が2~3フィート、29日は4~5フィートとなっていて、順当に考えれば29日開催になると思います。

まとめ

日本とブラジルのリオデジャネイロ州は12時間の時差があり、日本が12時間進んでいます。

ネクストコールとなる現地時間の6月28日午前6時45分は、日本時間では同日28日の午後6時45分になります。

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公式サイト「WSL

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