Photo: WSL / Cait Miers

2026年4月9日(オーストラリア)、ビクトリア州ベルズビーチを舞台にCT(チャンピオンシップツアー)初戦「Rip Curl Pro Bells Beach」が開催。

イベント五日目となった本日は、ウイメンズのラウンド2の残りヒート、そしてメンズのラウンド3が行われました。

今回の記事は、2026年リップカールプロベルズビーチ五日目のイベントレポート、ヒート結果、ハイライト動画などと言ったニュースをお届けします。


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2026年リップカールプロベルズビーチ四日目のイベントレポート

ウイメンズ

ウイメンズスタートという事で、本日はサイズが小さいのでスタートからウィンキポップで幕を開けました。

ウイメンズは3ヒートのみの開催だったものの、非常にエキサイティングな展開となりました。

本日のシングルハイエストスコア8.90を叩き出したのは、昨シーズンのルーキーオブザイヤーを獲得したエリン・ブルックス。

クリティカルセクションで3回繰り返したバックサイドアタックは圧巻で、ハイスコアがコールされる事になりました。

なのですが、夫のホームがトーキー(ベルズビーチのあるエリア)という事で第二のホームであるレイキー・ピーターソンが意地を見せることに。

レイキーはヒート残り1分台で乗った波で、本人にとってのベストスコアとなる8.50をマークしてリードを広げることに。

その直後、エリンは8.90をマークしたものの、あと一歩で逆転に至らずレイキーが勝利を収めました。

もう一つ見応えがあったヒートは、イザベラ・ニコルスが大金星を挙げたカリッサ・ムーアとのヒート。

どちらもパワーサーフィンなので、経験が勝るカリッサ有利に見られましたが、イザベラが大方の予想を覆すことに。

まずはミディアムスコアをカリッサが2本揃えた一方、じっくりとグッドウェイブを待ち、掴んだファーストウェイブで8.50をマーク。

その後は、カリッサも7.17をマークしたりトータルスコアではリードするものの、シングルハイエストを持つイザベラは再びじっくりと波を待ち続け、ヒート残り時間が10分を切っても乗った波は一本のみ。

ようやくイザベラが動いたのはヒート残り6分台のことで、絶好のチャンスでありながらセカンドターンの直前でレールが引っ掛かるミスを犯し、コールされたスコアは逆転には足りない4.50。

これでプライオリティはカリッサに渡ったので万事休すかと思いきや、カリッサがスルーした波をイザベラがアンダープライオリティでキャッチ。

そしてとんでもない迫力のスプレーを何度も上げるほどのターンの連発により、7.70をマークして完全勝利を手にしました。

これはカリッサのミスと言うよりも、イザベラのパフォーマンスがあまりにもキレていた結果と感じました。

ヒート結果

メンズ

ウイメンズラウンド終了後にスタートしたのがメンズのラウンド3。

本日はウィンキポップで、見事に8ヒート全てを終了させることになりました。

メンズのヒート表は、ヒート後半となる右側にブラジリアンの4名のワールドチャンピオン集結と言う組み合わせになっています。

本日のシングルハイエストスコア8.50をマークしたのは、ミゲル・プポとレオナルド・フィオラヴァンティの2名。

バックサイドアタックとなるミゲルは、連続ターンによるハイスコア。

一方、フロントサイドとなるレオの場合、パワフルなカーヴィングからスタートし、フィニッシュは名も無きマニューバ。

この名も無きマニューバは、結構長くカーヴィングしている途中でフィンアウトさせていて、ブローテールだともっと早い段階でフィンアウトするので、新しいムーブだと思います。

レオはそれほどツアーにおいて派手な印象は薄いものの、ターンにパントと言い、とても多彩なサーファーで安定感も年々増しているので今後が楽しみな存在です。

ちなみに、本日のレオは優勝候補のフィリペ・トレドを破る大金星を挙げました。

本日のトータルハイエストスコア16.77を叩き出したのはミゲル。

ミゲルは8ポイント台のエクセレントレンジを2本揃える快進撃でクオーターファイナル進出を決めています。

ちなみに、このヒートでミゲルの対戦相手ジョージ・ピターはオージーとして唯一勝ち残っていたサーファーですが、ミゲルの勝利でオージーサーファー全員がイベント敗退となっています。

ブラジリアンが再び勢いを増してきた構図となっています。

本日最も注目を集めたヒートは、イタロ・フェレイラとガブリエル・メディナによるワールドチャンプ対決。

SNSではCTサーファーによる勝者予想まで行っていました。

ブラジリアンCTサーファーにとっては、非常に答えにくい質問だとは思いますが…。

この二人の対戦となれば、バックサイドであってもエアリアルはスタンダードであり、当然エアゲームが繰り広げられることに。

そしてイタロが空中でバランスを崩しながらも、フルローテーションをメイクするミラクルを披露。

思わずコメンテーターの一人の声で「What was that?(あれ何だ?)」との声が漏れ聞こえています。

ちなみに、このイタロのフルローテーションにコールされたスコアは7.83で、SNSでは低すぎるとのコメントも見受けられます。

なのですが、かつてケリー・スレーターがローワーズでエアーからのミラクルなリカバリーをしてもハイスコアとはなりませんでした。

要するに、ミラクルと言う要素はインパクトが強いのですが、コントロールできているのかどうかが評価を左右しているわけです。

そんな白熱したヒートは、波を選び抜いた末に2本しか乗らなかったガブリエルが勝利を収めました。

ヒート結果

イベント五日目のハイライト動画

今後のベルズビーチの波予報

明日10日は4~6フィート、ホールディングピリオド最終日の11日は8~10フィートとなっている現在の波予報。

ただし、11日は午後になると大きくサイズアップすると共に、コンディションが悪化する見込みとなっています。

そのため、残りヒートは14ヒートなので、明日のコンディションが一日もてば明日がイベント最終日になる可能性が十分にあると思います。

本日よりもサイズアップという事で、ウィンキポップ開催が面白いと思うのですが、イベント最終日ならばベルズボウル狙いになるのかなとも予想します。

ベルズビーチに固執するのならば、10日と11日の2日に掛けての開催も十分にあり得るでしょう。

まとめ

ベルズビーチのあるビクトリア州と日本の時差は1時間で、明日4月10日のファーストコールとなる午前7時45分は、日本時間では午前6時45分になります。

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