20年ほど前、ASP宮崎プロに参戦するためトム・カレンは来日していました。コンテストに合わせたかのよう、台風が接近してビッグスウェルをもたらすと、トムはそれまで誰もサーフしたことのないポイントでビッグウェイブに乗り、そのポイントはトムの名前からカレンズポイントと名付けられ、伝説のストーリーとして今なお語り継がれています。

そのトムが、娘のリーアンと一緒に、およそ20年振りに宮崎を訪れた動画になります。今回もまた、台風からのビッグスウェルを当てていますね。さすがです。映像を見ていると、リーアンが結構トムが乗っている波にドロップイン(前乗り)しています。

普段リーアンはフランスで暮らしているので、サーフィンを通して久しぶりとなる二人の時間を楽しんでいるといった雰囲気をひしひしと感じます。ちなみに、お父さんにドロップインしている事についてたずねられたリーアンは「お父さんと一緒にサーフしていると、子供に戻ったような気分になるの。だから、普通にドロップインしちゃうし、まったく悪いなんて思わないわ」とのことです。

リーアン曰く、今年はモロッコかカナダへトムと一緒にトリップへ行きたいそうですが、トムと一緒のトリップはなかなか予定通りには行かないようです。今回の宮崎トリップも、ギリギリになって決定したようで・・・。そういった所もまた、トムらしいんですけどね。


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