2014/2015年シーズンのBWT(ビッグウェイブツアー)ワールドチャンピオンに輝いたマクアカイ・ロスマン「Makaukai Rothman」(30歳)。オアフ島ノースショアで生まれ育ったマクアは、父親がハワイアンブランド「Da Hui」創設者であるエディ、弟は若手ビッグウェイブサーファーのコアというサーフィン一家です。

今回の動画は、そんなマクアのトレーニング映像をお届けします。ワールドクラスサーファーになるには、ワールドクラスのアスリートでなければならないと切り出すマクア。

コワモテなハワイアンローカルという印象のあるマクアですが、自信を持ってビッグウェイブにチャージするからには、日常からストイックなトレーニングに励んでいます。それもこれも、今後もワールドチャンプの座を防衛したいという思いから。

トレーニングで重点は置いているポイントはいくつかあり、まずは心肺機能。ワイプアウトすれば、長時間波に巻かれ続けるビッグウェイブサーフィンなので、安心してチャージするためには重要な要素ですね。

続いてはバランス力。不安定な波の上でライディングするサーフィンなので、トレーニング自体も、安定した地面の上で行うのではなく、バランスボールなどを使ったり、サーフィンに近い状況でトレーニングを行っています。

一昔前のビッグウェイブサーファーであれば、ドラッグに依存して、怖いもの知らずのチャージャーも結構いましたね。BWTのコミッショナーを務めるピーター・メル、元ワールドチャンプのトム・キャロルなど、名前を挙げらればキリがないほどです。

しかし、今では健全なアスリートとして、ビッグウェイブに立ち向かうサーファーが一般的となったのは大きな変化と言えます。アスリートとなったビッグウェイブサーファーによる2015/2016年シーズンのBWTでは、さらなるパフォーマンス向上が期待できるので楽しみですね。

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2014/2015年シーズンのBWTワールドチャンピオン:マクアカイ・ロスマン


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