ブラジル出身のラオニ・モンテイロ(31歳)。2004年に初のツアー入りを果たし、2008~2010年はツアーから離れたものの、その3年以外はツアー生活を続けているベテランサーファーと言えます。2013年は、ツアーランク34位とツアー落ちのフィニッシュとなりましたが、WQSの成績により残留を果たしました。

ツアーでの自己最高位は、初年度に記録した25位。当時は、次世代ブラジリアンとしてフォーカスされていましたが、なかなか結果を残せず悔しい思いをしているサーファーです。ただ、ツアーでは思うような成績を出せずにいますが、WQSでツアー入りできるほどの成績を見ていますと、WQSとワールドツアーに大きな壁があるように思えます。

これまでの優勝歴は、2010年に開催されたプライムイベントのオニール・ワールド・カップ。トリプルクラウンの一環であり、ワールドツアー最終戦のパイプマスターズ前とあり、数多くのツアーサーファーが出場しているコンテストでの優勝なので、とても意味のある勝利でした。

また、優勝には至らなかったものの、これまでプライムイベントで2位などの好成績を残しています。それだけに、ラオニがツアーでは上手くやれていないのが、不思議でしょうがないです。


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