メンズのラウンド4&5を消化した本日のオーストラリアン・オープン・オブ・サーフィン。これで、メンズとウイメンズ共に次はクオーターファイナルからのスタートで、最もギャラリーの集まる明日に合わせた予定通りの進行になったと思います。

波は多少良くなったように感じ、セットで胸くらいはあったのでしょうか。ただ、後半戦に向かい、上手いサーファーばかりが残っているので良くなったように感じているのかもしれませんが・・・。

このラウンドまで進むと、多少なりともオープンフェイスを見つけると凄まじいターンをワールドツアーサーファーが繰り出し、なかなかエアー勝負のジュニアには分が悪くなります。実際に、ジェレミー・フローレスはターンだけで8.2をマークしていました。点数の付き方は、ワールドツアーよりも全然甘いのですが・・・。

クオーターまで残ったのは、誰もがワイルドカードも含めてワールドツアーイベントに参加経験のあるサーファーです。ジュニアサーファーで残っているのは、ブラジル出身で現在20歳のピーターソン・クリサントのみです。優勝候補は、参加しているツアーサーファーの中で最もランキングが高く、No.1トップシードのジュリアン・ウィルソンでしょう。

ロングボーダーからショートに転進したジュリアンは、太いラインのターンだけでなく、ジュニア以上のエアーも見せて勝ち上がってきたので。本人もインタビューで「勝つためにここに来た。今シーズン初参戦のイベントで優勝して勢いに乗りたい」と話しています。ジュリアンのライディングは、0:07~と0:44~です。ボードの中央にピンクのグラフィックが入っているので、目印になるかと思います。


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