現地時間4月5日、2014年度ASPワールドツアー第二戦ドラッグ・アウェア・マーガレット・リバー・プロのメンズのラウンド2とウイメンズのクオーターファイナルが開催されました。会場のマーガレット・リバーは、公式サイトによる波のサイズは、2~4フィートの微風。

先に開催されたメンズは、波がコンスタントに入らず、どのヒートもスコア的には接線となったものの、大きな番狂わせはなく順当な結果となりました。唯一、ジェレミー・フローレスとコロヘ・アンディーノのヒートでは、リードしていたジェレミーが、最後の最後でコロヘにエアリバースを決められて逆転負けを喫しました。

話題をさらったのは、何と言ってもジョンジョン・フローレンスによる9.87ポイントのライディング。動画では1:31~のライディングですが、ビッグカーヴィングから始まり、フィンアウト、チューブ、エアリバースとあらゆるマニューバのコンビネーションを流れるようにメイクしていました。5人中2人のジャッジが10ポイントを付けていましたが、これがビッグセットでのライディングであったなら、間違いなくパーフェクト10だったでしょうね。

ウイメンズは、優勝候補のコートニー・コンローグとステファニー・ギルモアのヒートが盛り上がりました。終始リードしていたのはコートニーで、ラスト1分でプライオリティを持っていたステファニーにビッグセットが到来。ステファニーは、もちろん乗ろうとしましたが波に追いつかずに乗れず、プライオリティはコートニーに移りました。

すると、さらにセットが入ってきて、ステファニーをブロックするためにもコートニーは絶対に乗るべきところだったのにスルーし、その波を掴んだステファニーが逆転勝ち。この結果を受け、セミファイナルでステファニーは、ツアー初戦と同じくカリッサ・ムーアと対戦する事になりました。


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