現地時間7月14日(南アフリカ)、2014年度ASPメンズワールドツアー第六戦Jベイ・オープンのラウンド3~4が終了しました。会場のJベイ(ジェフリーズベイ)はバレルを伴うJベイらしいコンディションでしたが、例年との違いはサーファーのマニューバ。カーヴィングにバレル勝負が従来の定石でしたが、今年はエアーも見られました。ジュリアン・ウィルソンのアーリーウープや、コロヘ・アンディーノのグラブエアーと、パフォーマンスレベルが格段と上がっていますね。
番狂わせだらけとなったラウンド3。なんと、現ランク2位のミシェル・ボウレズ、現ランク3位のケリー・スレーターが早くも敗退。ケリーを破ったのは、マット”ウィルコ”ウィルキンソン。
今年のウィルコは、自分自身のターニングポイントとしてトレーニングに励むようになったものの、なかなか結果が伴いませんでした。しかし、今回のコンテスト直前に開催されたプライムイベントで2位の結果を収め、ようやく自信を取り戻したところだっただけに、ケリーに対する勝利は、さらなる追い風となりそうです。
ケリーとミシェル以外では、過去にJベイで二年連続優勝を果たし、ラウンド1で絶好調だったジョーディ・スミスが、まさかの敗退。南アフリカ出身サーファーの敗退は、ローカルのギャラリーにとってみれば、残念な結果と言えます。
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