現地時間8月10日(タヒチ)、2014年度ASPメンズワールドツアー第七戦ビラボン・プロ・タヒチのトライアルが開催されました。波のサイズは6~8フィートと、チョープー本来のコンディションに恵まれました。

ワイルドカードを賭けた同トライアルを勝ち上がり、本戦出場を決めたのは、優勝したローカルのトゥアマタ・プヘティニと、準優勝のネイザン・ヘッジ(35歳)。


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トゥアマタは、2010年の同トライアルでも優勝経験があるため、今回が二度目の本戦出場となります。準優勝のネイザンは、元ワールドツアーサーファーであり、現在も再度ツアー入りを目指しWQSを転戦しています。ちなみに、2004年のビラボン・プロ・タヒチでは2位という成績を残しているので、間違いなく手強いワイルドカードと言えます。

チョープーでのサーフィンは、プロが難なくバレルをメイクする印象がありますが、あれほどまでにホレる波なので、リーフはかなり浅くて危険です。今回のトライアルでは、ワールドツアーサーファーであるミシェル・ボウレズの弟であるケヴィンが、慣れ親しんだチョープーで犠牲となりました。

ケヴィンは、頭からリーフに突っ込むという最悪なワイプアウトをしてしまい、頭の骨を複数箇所骨折、そして顔には深い裂傷を負うことに。しかし、4時間に及ぶ手術の結果、様態は安定し、大事には至らなかったとの事です。

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