海外では、自分の家の車庫(ガレージ)などでサーフボードをシェイプするサーファーのことを、ガレージシェイパーなどと言い、気軽にシェイプを楽しむ人たちがいます。しかし、興味はあるけれど、シェイプに関して皆目見当のつかないサーファーはどうすればいいのか。
そんなサーファーのため、3年前にサンディエゴで生まれたのが、サーフィン業界で初となるサーフボードのワークショップ「シェイパー・スタジオズ(Shaper Studios)」。
なんと、ブランクスやグラスファイバーが準備されたシェイピングルームで、インストラクターにサポートしてもらいながらセルフシェイプできるのです。お値段は、6フィート代のボードならプライベートレッスン付きで599ドルとお得。
そんなシェイパー・スタジオズが、新興ブランドのヴィスラ(Vissla)と手を組み、サーフコンテストを行いました。そのコンテストこそ、参加サーファーは自らがシェイプしたボードを持参し、ヒートに臨まなければならないというサーフィン界初となるユニークな内容。
かなり奇抜なフォーマットではありますが、88名もの参加者が集まるイベントとなったそうです。コンテストとは言うものの、競い合うと言うよりは、それぞれに持ち寄ったセルフシェイプのボード談義をしたりと、交流の場ともなったのではないでしょうか。
とてもアメリカらしくもあるし、ヴィスラのコンセプトにもぴったりな企画で、こんなコンテストならば足を運びたくなっちゃいますね。
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